患者誤認防止対策(プリクラ法)
麻酔科では、手術前日に、患者さんの術前診察をおこなっています。
その際、患者さんの了解を得た上で、名前と血液型を書き込んだ名札と共に顔写真を撮っています。
カルテの血液型判定用紙(実際に血液が凝集している判定用紙)をみて確認します。
患者さんご本人に再度、血液型とお名前を確認して頂いた後、写真にとります(左写真)。
撮影時は、なるべくメガネ等は、外していただいています。
すぐにプリンターで2枚印刷し、シールにします。一枚は麻酔科カルテに貼ります。
もう一枚は、入室時間を記した台紙に貼り付け、手術室に届けます。
翌日の患者さん入室時に、手術室看護婦さんとともに、台紙に貼った写真と照合します。
また患者さんに、お名前をお聞きし、フルネームで答えてもらっています。
麻酔科カルテに貼った写真は、、麻酔導入前もう一度確認したり、手術中の輸血の際の確認に用いています。
またこの写真は、術後回診の際にも、患者さんを確認するのに役立っています。
写真を撮られる事に抵抗を示す患者さんもいらっしゃいますが、患者さん誤認防止ためと説明しますと、納得されています。