[245] 投稿者:みかん [東海] 投稿日:2002/02/01(Fri) 00:52
小児科に勤務する看護婦です。
小児「科」といっても、実際は子供なら頭のてっぺんから足のつま先まで・・・頭を打っても骨を折っても目から耳から内臓まで・・・子供なら全科受け入れというちょっと矛盾(?)した病棟に勤めています・・・。

当然外科系の患者さんも多く入院されてきます。
そんな中はやり毎日の勤務で苦慮しているのが「御家族への対応」です。とくに手術となると家族の方にとっては一大事です。
いろんな質問が聞かれ自分なりに分かる範囲で誠意を持って答えています。
が、時々??と思う質問も聞かれ返答に困る時があります。
(すみません)下にもあったのですが一つは「子供に全身麻酔をかけても大丈夫なんでしょうか?」という質問です。
もちろん麻酔科の先生から十分なお話もされていると思うのですが心配のあまり同じ質問を違うスッタフ何人にもされる方もいらっしゃいます。
また「麻酔から覚めないという事はあるんですか?」
逆に「麻酔はいつ覚めるんですか?」
等々・・・3つめの質問には自分の経験を生かしながらわかるように説明はしていますが、「全身麻酔をかけるリスク」・・・私としては手術室の管理がしっかりされてるので何の心配もないのですが御家族の言う「子供に麻酔をして大丈夫なのか?」というのはどういう事をさすのかがよくわかりません。
麻酔科の先生が御家族の方とお話しされた経験の中でももしこのような質問がありましたらどのように説明されるのでしょうか・・・

私が「何が心配ですか?」と聞けばいいのかもしれませんが、逆手にとるような聞き方かな?と思うとちょっと躊躇してしまいます。

重複してしまいますが、先生御自身のご経験の中で御家族のさまざまな質問にどのようお答えしているかいくつか教えていただけるとうれしいです。

子供さんに、全身麻酔をかけることの影響ですね。
いままでの経験では、とくに問題ないようです。
しかし、新生児や乳児への麻酔薬による影響の研究は、まだ十分確率されていないのが実情ではないでしょうか。

麻酔(手術)で精神的なダメージをうけることも重要な問題です。このあたりのサポートを考慮した麻酔が必要と考えています。

麻酔からいつ覚めるかは、使用される麻酔の種類や量、あるいは手術の種類や個人差がありますので一概にはもうしあげられません。
だいたい手術後2時間もすれば、客観的には覚めておられるよう見えますが、ご本人の記憶では、もっと覚めるのが遅いと感じられることもあります。


[244] 投稿者:あるドナー [地球外] 投稿日:2002/01/31(Thu) 22:01
東先生、お返事ありがとうございました。
どの薬にどんな副作用があるのか、これから調べたり、
尋ねたりしてみようと思います。


[243] 投稿者:あるドナー [地球外] 投稿日:2002/01/30(Wed) 20:55
東先生初めまして。私はドナー(臓器提供者)になった経験を
持つ者です。このページのことを最近知り、レシピエントのことで
質問があってここに来ました。

レシピエント(入院中)が鼻が利かなくて、食事がおいしくないと
言います。廊下でたまたま他の患者さんが話しておられるのが
聞こえ、その方も手術の後、鼻が利かなくなったと言われていました。
その方がどんな手術を受けられたかはわからないのですが・・・。

麻酔の影響で、嗅覚に影響がでることはあるのですか。

 移植時や移植後に使用される、免疫抑制剤や抗生物質の副作用で、鼻か利かなくなることがあるようです。
 麻酔というより、これらのお薬による副作用と考える方が自然ですね。

[242] 投稿者:父親です [九州] 投稿日:2002/01/25(Fri) 19:32
4歳3ヶ月の娘が扁桃腺がひどく、頻繁に出ますので、小児科の先生より手術を勧められます。先生には信頼を寄せていますし、子供の扁桃腺は、親譲りの所もありますので、状態も良く分かりますし手術をした方が良いと親としても思うのですが、なにせ小さいので子供に全身麻酔をしても良いのかと言う事が、とても気に掛かっています。専門家としてのご意見をお聞かせ下さい。よろしくお願い致します。

専門の麻酔科医が麻酔を行われるのであれば、何ら問題はないのではないでしょうか?
専門の麻酔科医であれば、生まれたばかりの赤ちゃんから、100才近いお年寄りまでの麻酔の経験があります。
お父様がお考えのように、小さいお子さまの扁桃手術の全身麻酔には、それなりの注意が必要です。
しかし、麻酔の専門医のいる病院(当ホームページの最新情報に九州版を掲載しています。)あるいは、麻酔専門医に麻酔を依頼している病院であれば、何ら問題ないと考えます。

[240] 投稿者:大きなプリン [地球外] 投稿日:2002/01/08(Tue) 12:51
さっそくお返事いただきましてありがとうございます。

投稿させていただくことがあるかもしれません。

<麻酔そのものではありませんが全身麻酔を体験しての感想や疑問>

麻酔がかかって眠るまでのこと、目が覚めたときのこと、
病棟に帰ってからのこと、術後の日々のこと、
その時には覚えているつもりでも、次の日になると
忘れていることが多かったです。まるでビデオテープに
上書きしたように・・・。手術当日のことは
覚えていないだろうとはあらかじめ聞いていましたが、
私の場合、術後1週間分ぐらいの記憶がごちゃ混ぜになって
混乱したままでした。

自分としては、忘れているということが、何か
物足りないという感じです。
もちろん苦しかったこと、痛かったことは忘れた方が
幸せかもしれないんですけど、記憶できないというのは
結構ショックでした。
おまけに、身体的辛さや傷の痛みや医療機器の音、他の患者さんの
苦しそうな様子を見聞きすることなどが重なってどんどん夜眠れなく
なり、(でも看護婦さんが見られた時は寝ていたらしい)時間感覚が
おかしくなっていき、私はいったいどうなってしまうの?という
感じで、体の回復とは裏腹に、精神的にどんどん混乱して
しまいました。

うまく説明できないんですけど、自分の身体感覚で今何時頃だなとか、
さっきから今までの間に何分たったとか、普段だったら当たり前に
感じていることが、くるってしまう感じでした。
これは、全身麻酔とか色々な薬の影響なんでしょうか。

私の勝手な考えでは、麻酔がかかってから目が覚めるまでは
意識がないのだから、自分の感覚で時間を感じることができない。
目が覚めたときは、何時間もタイムスリップしていることになる。
その時に体の中の時計がくるってしまうのかな、なんて・・・。

麻酔中の時間経過には、以前より興味をもっています。
胃内視鏡を受けた時の鎮静薬で40-50分が5分ほどに感じたことがあります。
まったくその時間だけは、抜け落ちてしまったような感じで、睡眠とは全く違った感覚でした。
おそらく麻酔薬も、種類によってはまったく違った時間感覚ではないかと考えています。
よろしければ、その時間感覚あたりも、体験談でお聞かせ願えればありがたいですね。

[239] 投稿者:いちょうの葉っぱ [中国] 投稿日:2002/01/07(Mon) 17:22
最近子宮に漿膜下筋腫(8センチぐらい)があると言われました。
私は20代です。当面経過観察でいいみたいですが、
もし手術をすることになったとき、硬膜外麻酔を
お願いするのは可能なんでしょうか。
色々と調べて、下腹部の手術では腰椎麻酔が多いように
感じるんですが、痛そうだなあと思って・・・。
ちなみに硬膜外麻酔の経験はあります。その時も
辛かったけど、2度目だったら心の準備も出来てるし、
安心な気がするんです。

希望されることは可能です。
ただ麻酔科医が硬膜外麻酔が可能かどうかは最終的に判断することになると思います。
血液の固まりを悪くするお薬を飲まれている場合やさまざまな理由で硬膜外麻酔を避けることもあるからです。
また、硬膜外麻酔と全身麻酔を併用してほしいと希望されることも可能です。
主治医の先生と、よくご相談ください。

[238] 投稿者:大きいプリン [地球外] 投稿日:2002/01/07(Mon) 17:14
先日、全身麻酔と硬膜外麻酔の併用で腹部の手術を受けました。
私が恐がりだと思ったのか、病棟では痛いこと苦しいことは
いっさいせず(浣腸以外は)手術室に運ばれました。
したことと言えば、朝6時に心が落ち着くとかいう薬を飲んだのと、
点滴を刺す手首のところにペンレスのシールを貼っただけでした。
だから術衣に着替えたのに、トイレに行きたくなり、病室を出る
15分前に自分ひとりですたすたとトイレにも行けていました。

でもストレッチャーにのってからのことはあんまり覚えてないんです。
貴重な経験なのに・・・。
今考えるともったいなーい。
でも自分としては説明も受けたし、恐怖はなかったのです。
主治医も病棟の看護婦さんもついてきてくれるのですごく安心でした。

<感想>
硬膜外麻酔をするための注射は記憶にないのですから
たぶんそんなに痛くなかったのです。
でもその後が・・・。「ぐっと押されるような感じがしますよ」と
聞いてはいたし、針を刺しながら先生も言ってたけど、
「痛くはないけど我慢はできない」という感覚があることを
初めて知りました。
看護婦さんが2人ぐらいで押さえつけてくれればたぶん動かずに
済んだのでしょうけど、看護婦さんはひとりだったので
「痛くはないけど・・・」と言いながらもがいてしまい、
刺し直さなければいけませんでした。

硬膜外麻酔の薬は、術後も持続的に入れていました。
でもあくまでも効くのは、表面の痛みだけのように思いました。
この管さえ入っていれば痛くないんだわというのは
虫が良すぎました。

<質問>
最初、病棟で鼻から胃までチューブを入れることになっていた
ようですが、前日になって麻酔がかかった後でいいことになりました。
術後意識が戻ってから一番苦しかったのが、この鼻のチューブで、
一晩中うわごとのように「痛い痛い」と言い続けました。
やっと翌朝になって抜いてもらえました。その朝の回診の時、
主治医の先生が他の先生と話していて、私が痛い痛いと言ったのは
麻酔がかかってからチューブを入れたせいかもしれないと
いうようなことをおっしゃっていたようなのです。私もまだ
意識がはっきりしていた訳でないし、傷は痛いし、あんまり確かでは
ないかもしれないんですが、
そういうことってあるんでしょうか。
まあ、仮に麻酔がかかる前から管が入っていれば術後が楽だったと
しても、管を入れる辛さを考えたら、どちらでも辛いのは
同じですけど。

それから、もし麻酔体験記を投稿したい時はどうしたらいいんですか。
できるかわからないんですけど・・・。


ぜひ体験談をお聞かせください。
メール(kanemitsu@higashi.org)でお送りくだされば、こちらで掲載させていただきます。

鼻からのチューブですが、意識があるとき入れる場合には、ご本人に協力いただき飲み込んでもらいます。
ご本人の意識がありますから、粘膜をあまり傷つけることはありません。
一方、麻酔がかかった状態でいれるとどうしても、鼻や喉の粘膜を傷つけることがあります。
粘膜が傷ついた場合、このチューブが痛いことがあるのかもしれませんね。
しかし、意識下にチューブをいれるのもつらいものがありますので、どちらがよいか難しいところです。

[237] 投稿者:あぷ [関東] 投稿日:2001/12/29(Sat) 07:56
はじめまして。25才女性です。
昨日産婦人科で、人口妊娠中絶の手術を受けて来ました。
1年前にも別の医院で同じ手術を受けたのですが、麻酔方法も手術方法も前回と違ったようで、いろいろ違いを感じ興味がわいたのですが、調べ方がわからないうちここに辿り着きました。
前回は点滴から薬を入れる方法?で麻酔しました。薬を入れる時に「少し味がするけど」と言われ、口のなかにホワっと味というか匂いのようなものが来た瞬間にはもう意識が遠のいていました。記憶の限りでは、指先につけるクリップみたいなものだけで術中の状態をみていたようです。今回の方は、マスクから気体を深呼吸で吸入する方法でした。点滴をして、指先のクリップもして、腕に血圧計を巻いて、心電図もとりながらでした。
今回麻酔の前に、少し夢を見ることがあると言われました。その通り結構長い時間、どちらかと言えば「悪夢」を見ていて(自意識的には術中ずっと?と思うくらい長く感じました)、「終わったよ!」と呼ばれたその時まで続き、汗をかき苦しみながら覚醒した気がします。夢はなんだか思想的な、生命の誕生と宇宙に関するような内容で、映像的にはCGっぽい妙なものでしたが、中絶の手術を受けていることを強く意識しながら組み立てている感じがしました。いろいろなことを詰問調に問いかけてくる声があり、罪の意識に嘖まれている自分のせいなのでしょうが、責められてとても疲れるものでした。また、おぼろげながらお腹の中で何かしているような感覚と、ごく軽い鈍い痛みもあり、看護婦さんの声なども途切れ途切れ聞こえた気がします。
数時間横になった後の診察で夢を見たか、「自分が小人になって自分の体のなかに入って行くようなもの」だったかと聞かれ、もっと無機質な映像だったと伝えましたが、小人の夢、またはセックスに結びつくような夢を見る患者さんが多いそうで、場合が場合だけに気分が良くない人が多いらしく、その薬の使用について迷っているとお医者さんがおっしゃっていました。
前回の手術の時、覚醒間近にやはり夢は見ましたが、もう少し曖昧なもので、内容は今回とそう遠くない気もしますが気分の悪いものではなく、ただ号泣していたらしく、「ティッシュはここにあるからね!」という看護婦さんの大きな声で覚醒した覚えがあります。
前回と今回の麻酔の薬は違うものなのでしょうか?違うとしたら、迷いがありながら今回のお医者さんが使われた薬は、何か体の負担が軽いなどのメリットがあるのでしょうか?手術の方法について今回説明があり、吸引法と掻爬を組み合わせたものということでしたが、前回特に説明を受けていないので掻爬のみの方法だったと思うのですが、それによって適する麻酔もあるのでしょうか?あと前回なかった血圧計と心電図は薬による差なのか、今回が丁寧だったということなのか・・・。
私としては前回の手術のほうが気分も体も楽だったのですが、覚醒後も前回は眠れ、今回は気分のせいか眠れませんでしたし。ただ今回のお医者さんのほうが人間的に信頼できるというか信頼したい気になる方なので、今後お世話になるなら(もちろん今度は別の用件で・・・)今回のお医者さんを選びたいと思っていて、違いが麻酔によるものなのかどうか是非知りたいのです。産婦人科の麻酔のことをここで尋ねるのは筋が違うかもしれませんがどうかよろしくお願いします。(微妙に下の方への回答とだぶるような気もしますが私にはよくわからないのですみません。)

まずどのような麻酔でも、血圧計、心電図、指先につけるクリップ(酸素飽和度計)は、安全のために必要です。
このようなチェックのないところでの麻酔は、危険が大きいといわざるをえませんね。
麻酔方法に関しては、なんともいえませんね。
たぶん前回は点滴から入れる麻酔(静脈麻酔)で行われ薬剤は、イソゾールやラボナールというお薬で麻酔されたのではないでしょうか。
そして今回は、麻酔ガスを吸うことによって麻酔がかかる吸入麻酔とよばれるものではないでしょうか?
感じ方は、個人差があり様々です。
ただ吸入麻酔のほうが、麻酔後の吐き気、頭痛、不快感は静脈麻酔に比べ少し強いようですね。
5−10分程度の短時間の手術なら、前回のような麻酔で十分かもしれません。
しかし、もう少し時間がかかりそうだと今回の場合主治医が判断され、そのためにより長時間安定して麻酔ができる吸入麻酔を選択された可能性はありますね。

[236] 投稿者:もも [近畿] 投稿日:2001/12/19(Wed) 00:10
お忙しい中、ご返信、ありがとうございました。

今日、稽留流産の手術をしてまいりました。前回の質問同様、麻酔と言う物に異常に警戒していたのですが、今回麻酔医の先生がいる病院ではなかったのですが、その先生がとても丁寧な方で、以前薬物アレルギーで呼吸困難を起こした経験や猫アレルギーでぜんそくになる私の体質を細かく考慮していただき、最前の方法をとっていただいたようで、本当に眠るように手術は終わりました。感動しました。
前回のメールではふれませんでしたが、あまりに痛がる私に途中で静脈麻酔(だと思います)を強く追加したみたいで、その影響か麻酔の覚醒がかなりひどいものでした。目を閉じると奈落の底に突き落とされるようなそれはそれは恐ろしいもの。そばで見ていた母や主人もあまりのもうろうとした姿(ラリってる)に心配したようです。何度も同じことを質問したり、目の焦点が合っていなかたり。この麻酔後についても今回心配しましたが、前回とは打って変わってとっても楽しい笑い出したくなるような夢を見ながら、自然と覚醒していったのでした。こんなに違いがあるんだな〜とびっくりしています。
よって、今回は痛みもなく手術に挑めたことはラッキーだったのだと思います。

しかし、これが次の帝王切開につながる確証はないのですが---。
また元気な赤ちゃんを授かることを祈っていてくださいね。

無事手術を終わられてよかったですね。
こんど使われた麻酔薬は、プロポフォール(ディプリバン)という新しい麻酔薬かもしれませんね。
従来の麻酔薬に比べ、快適な夢をみられることが多いようです。
次は元気な赤ちゃんが授かるといいですね。

[235] 投稿者:もも [近畿] 投稿日:2001/12/17(Mon) 12:31
はじめまして。お忙しいとは思いますが、宜しくお願いします。

27歳のときに一人目を逆子のため、計画的に帝王切開手術をしました。質問集にも婦人科系の麻酔についてたくさん出ていて、かなり勉強になりました。先生は帝王切開の麻酔(半身麻酔)は赤ちゃんを守るたまに薄くすることがあると書かれていますが、私の受診した病院の先生は赤ちゃんは5分もしないうちに出てくるから影響はないので薄くすることはないとおっしゃってました。そして、私も他の方と同様、壮絶な痛みと戦い、叫び、わめき、手術中に先生が「血圧が140にもあがってる!!」と看護婦さんに怒ってる声を聞き、あげくに「本当の痛みはこんなんだ!」と感覚のある乳首をつねられる----というなんとも修羅場な体験でした。
二人目をと思うのですが、あの恐怖を思うと....という時に妊娠したのですが、残念なことに19日にけいりゅう流産の手術をすることになりました。再び麻酔です。静脈麻酔。帝王切開ほどではないと思いますが、やはり怖いです。私もお酒が強いと言うと「効きにくいかもね」と言われました。根拠はないんですよね?
やはり、手術は麻酔医のいてる病院でするべきなんでしょうか?
あと、手術など病院の処置はやはり患者にとっては初体験なことが多いです。もっとこれから何をどうする、今はどんな状態など、看護婦さんや先生からの説明が必要だと思います。もちろん、自分の病気に対して勉強をして質問する姿勢をを持つことも患者にとっては必要だと思いますが。

長々となりましたがありがとうございました。

ご訪問ありがとうございます。
帝王切開の麻酔は、なかなか難しくやはり大変ですね。
ただ最近は、脊椎麻酔と硬膜外麻酔を併用するようになり、以前より痛みなく手術が行えるようになってきているようです。
稽留流産の麻酔は、通常、静脈麻酔で行われます。
麻酔は、お酒が強くてもよく効きます。
眠っているうちに終わりますのでご安心ください。
できれば麻酔科医による麻酔がベストですが、まだまだ麻酔科医の絶対数がすくなく麻酔科医が行わない麻酔もかなりあるようです。

[234] 投稿者:mio [甲信越] 投稿日:2001/12/02(Sun) 00:14
50歳の主婦です。歯科医で歯槽のう漏の手術の時、麻酔の注射をしました。1分間心臓の動悸がありました。
その後30分間麻酔したほうの視力が低下して、焦点が合いませんでした。その後は、回復しました。
麻酔の注射があわないんでしょうか?

注射された部位や、薬剤によって効果が異なりますので、はっきりしたことは、申し上げられません。
しかし、視力の低下?や焦点があわないことは、麻酔薬が血液中に吸収され全身にまわり脳に影響したのか、または麻酔薬が広がりすぎて歯の神経だけでなく別の神経が麻痺してしまったかの可能性があるのかもしれません。
このことと、麻酔が合わないこととは、別な事になります。

[233] 投稿者:PT学生 [東北] 投稿日:2001/11/25(Sun) 23:14
東さんへ
いいですよ。
私の体験談が東さんのホームページのお役に立てたら、と
思うと嬉しくなります。
んで、どうやって書いたらいいのですか?
Eメールで送ればいいのですか?
今までの手術や麻酔、入院の体験を書けばいいんですよね?
お返事待ってます。

有り難うございます。
メールでお送りくだされば、こちらで掲載させていただきます。よろしくお願いします。

[232] 投稿者:ともこ [関東] 投稿日:2001/11/24(Sat) 17:04
はじめまして。私は26歳女性です。
私は5年前くらいから両足付け根(丁度鼠径部分)の感覚鈍麻があります。左足の方が感覚鈍麻の範囲が広くその為かわかりませんが、左足に力が入りづらい感じがし、足を高く上げたりするのが辛く、階段を降りる時に左足がガタガタ震えるので困っています。
整形外科にいった所、L1・2のヘルニアと腰の下の方の骨に脊柱管狭窄症があるのではないかと言われました。今リハビリと内服治療をしているのですが、もしこれでも治らなかったら神経ブロックをするといわれています。でも、神経ブロックというのは感覚を麻痺させるような治療というイメージがあるのですが、神経ブロックをすることで、鈍麻になった感覚が元に戻るということがあるのでしょうか?
教えて下さい。お願いします。

ブロックで痛みを減少させることは、場合によっては可能ですが、感覚を元にもどすことは難しいかもしれませんね。
もっと詳しく整形外科(脊椎専門がいいかもしれません)でレントゲンやMRI等の検査を受けられたほうかいいのではないでしょうか。

[231] 投稿者:PT学生 [北海道] 投稿日:2001/11/23(Fri) 18:54
お久しぶりです。
「関東の女子高生」という名前だった者です。
PT学生になったので、名前もグレードアップしました。
改めてよろしくお願いします。。。。
えー、今年3月にETS(胸腔鏡下胸部交感神経切除術)を受け、
更に、今年8月に人工内耳埋め込み術を受けました。
オペの年って感じでした。
どちらも全麻で、覚醒は抜管時の苦しみからでした。
8月の人工内耳のオペは特に・・・。
喉をいじられるまでは眠っていました。しかし、
抜くとき、気道が刺激され、「く、くるしい・・・」
と思ったら抜管の最中でした。
オェッ、ゲホゲホと咳き込みながら管が抜かれていくのを
しっかりと見ました。そのあとは胃内に入れたチューブ
(胃液を取るための)が鼻から抜かれていくのも見ました。
さすがに酸素が吸えず、呼吸に苦しみました。
苦しくて帰棟後も楽に呼吸ができずに、翌朝まで汗を
びっしょりかきました。痛みもあり、目を半分しか
開けられませんでした。
オペ後はたたかれることもなく、ただ、覚醒の準備だけで
覚醒しました。もう、苦しかった・・・。

ありぃ???質問じゃなくなってしまいました。
ごめんなさい。では、また。

ご訪問ありがとうございます。
貴重な体験談ですね。
よろしかったらもっと詳しくかいていただけないでしょうか?
このホームページの体験談コーナーに掲載させてください。

[230] 投稿者:匿名希望 [九州] 投稿日:2001/11/20(Tue) 01:52
最近ペインクリニックと言う医院をよく目にします。これは痛みに対する治療法と認識しますが。実は小生がパニック障害と言う
(昔は不安神経症)病気で心療内科に通院しております。軽い症状ですが、もう15年程通院しております。なにかの雑誌でこのパニック障害にペインクリニックが有効。と記載されてた憶えがあります。勘違いかもしれませんが・・。これは本当の話なのでしょうか?また、福岡市内に居住しておりますので、この治療ができる医院を教えて頂ければ助かりますが。勝手なお願いですがよろしくお願い致します。

勉強不足で、よくわかりかねます。
精神科的治療が一番のような気がしますが。

[229] 投稿者:雪ん子 [甲信越] 投稿日:2001/11/18(Sun) 22:38
子宮筋腫がかなり大きいので開腹手術と言われました。二つの病院で診てもらったのですが、一つは全身麻酔、もう一つは下半身麻酔とのことです。入院すら初めての私としては、全身麻酔は呼吸も止まるとのことで怖い感じがします。どちらの麻酔がよいのかとても迷い、決めかねています。何かヒントになるご助言をいただけないでしょうか。

全身麻酔でも、下半身麻酔でも、手術は可能でしょうが、下半身麻酔では、どうしても麻酔が不十分になる場合も時にあります。その場合には、全身麻酔で行うことになります。
途中で、全身麻酔になるより、はじめから全身麻酔のほうかいいという考え方もありますが、どうでしょう。
以前「手術中、眠らず起きていたい」と希望された患者さんがおられました。幸い、この時は、下半身麻酔でうまくいきましたが、いつもうまくいくとは限りません。
安全面では、全身麻酔も下半身麻酔も、あまり変わりません。
また全身麻酔の場合には、たぶん下半身麻酔も併用されるだろうと思います(術後の痛みどめのため)。
あとは、雪ん子さんのご希望次第かもしれません。

[228] 投稿者:腰痛でしたが最近はペインクリニックでだいぶ救われています [関東] 投稿日:2001/11/18(Sun) 20:48
東先生

腰部硬膜外ブロックもようやく20回をむかえ、症状も落ち着いてきました。当初の激痛を10としますと今は4くらいから3といったところでしょうか。ここから先の痛みを軽くするのはなかなか期間もかかるなといったところです。仙骨硬膜外も先般久しぶりに行いましたが、かつて実施したときよりは効果はありましたが、劇的というほどではありませんでした。でもこのペインクリニックの世界のおかげでなんとか働けている、こういったホームページは素人には役に立ちます。
で先生、
1)私の場合慢性ということもありL5/S1の硬膜外ブロックを1週間に1回の割合で施行していますが、ステロイドは使用しておりません。勿論主治医の判断なのでしょうが、ステロイド使用の当否は痛み緩和に寄与しますか?現在キシロカインがほとんどです。
2)主治医の先生のブロックは非常によくきくため指名もこの先生にしていますが、以前もがいていたころは同じ場所をするにも先生によって
効き目が全然違う、なぜなんだろう、この疑問があります。
局面はかわりますが、鍼治療と一緒で先生との相性などもあるんでしょうか。東京の場合ですと人気の麻酔科医は常に繁忙で、その他はそんなにという状況です。

1、ステロイド使用に関しては、賛否両論あり、よくわかりかねます。
http://jpc.vis.ne.jp/BUNKEN/ORTHO/hernia/hernia.html
http://impian.dokkyomed.ac.jp/ml-open/painml/0028.html

2、針先の位置が微妙に違うと、効き目に影響します。同じ先生がされても、針先が全く同じところへは行かないので、効果がちがうこともあります。

[227] 投稿者:匿名希望 [東海] 投稿日:2001/11/17(Sat) 08:06
先週、義理の妹が全身麻酔で手術(視床下部の腫瘍切除)を受けましたが、術後、気道送管の影響で声帯が傷ついていることがわかりました。担当の麻酔科医の説明では、最悪の場合一生直らない、ステロイドの短期集中投与で直ることがある、などの説明を受けたそうです。素人考えですが、ステロイドの大量投与が最善の治療法とはとても思えません。気道送管で声帯を傷つけることはまれな事例だと思いますが、どのような治療法があるのでしょうか?。また、直る可能性はあるのでしょうか。お忙しいところ恐れ入りますがぜひ教えてください。よろしくお願いします。

声帯の損傷は、気管内挿管の合併症のひとつです。
通常は、かるいかすれ声(嗄声)で1週間もすれば回復される方がほとんどのようです。
ただ長時間の手術では、声帯が圧迫されて、手術後に声帯が腫れることが多いようです。
この腫れを縮小させるために、ステロイドが使われているのではないでしょうか。またステロイドを使用することにより、腫れから、声帯に硬結(硬い傷跡)ができるのを予防する効果が期待できます。しかし、一旦硬結ができれば、かすれ声の快復は難しくなります。
場合によっては、耳鼻科的な治療(手術)が必要になる場合もあります。
http://homepage1.nifty.com/jibiaka50/seitailarungo.htm

うまく腫れがおさまれば、声はもとにもどるかもしれません。

[226] 投稿者:ピヨピヨ [関東] 投稿日:2001/11/11(Sun) 23:46
脊椎麻酔と硬膜外麻酔は、針を刺す位置は同じ場所ですか?1つの穴ですむのでしょうか?

脊椎麻酔は、腰部以下の脊椎に針を刺します。
硬膜外麻酔は、首から下であれば、どの部位の脊椎にも針が刺せます、
同時に行う場合には、同じ部位から刺す場合もありますし、少しずらすこともあります。
http://www.asahi-net.or.jp/~ke3n-nsmr/masui4.html
に少し書いてあります。
硬膜外麻酔も脊椎麻酔も、局所麻酔をおこなった穴から、再度針を入れて麻酔を行いますから、穴は通常1カ所になります。
ただ麻酔が難しい場合には、何カ所か場所をずらして刺しますので数カ所の穴があくこともあります。

[225] 投稿者:腰痛でしたが最近はペインクリニックでだいぶ救われています [関東] 投稿日:2001/10/24(Wed) 21:36
東先生

腰下肢痛での硬膜外ブロックがだいぶ効いてきました。やはり通院は1週間に1回で無理はしないこと、腹筋を背筋を鍛えることということで
だいぶ楽になりました。気長に治療しようと思っています。
仕事との両立がリズム化できていますので今までのようにひどく痛む
ということはなくなりました。

東先生に質問があります。私の場合、L5とS1の硬膜外ブロックで
功を奏したわけですが、仙骨硬膜外はまったく効果はありませんでした。仙骨ですが、S1とS2の硬膜外ブロックというのはやはり
体をえびのように曲げて行うのでしょうか。
もしよろしければ教えてください。
現在、ブロックも13回目も終わりかなり落ち着いてきました。ここから
先は自分自身の体力もまた付けて治癒しなければいけないと考えています。

S1とS2の硬膜外ブロックは、やはり仙骨硬膜外ブロックになるのではないでしょうか。
他に経仙骨孔ブロックやS1-S2神経根ブロックいう方法もありますが一般的ではないかもしれません。

[224] 投稿者:うえの [関東] 投稿日:2001/10/24(Wed) 14:50
私は、東京に住む大学4年生です。田舎の祖母のことで麻酔科の先生にぜひ質問させていただきたく、書き込みました。祖母は現在70歳で一人暮らし。20年ほど前から、ずっと膝の痛みに悩まされています。買い物などは自転車でなんとか行けるのですが、立ったり座ったりするときに、膝が痛くて、いつも大変そうな顔をしています。本人によると、30年程前に自転車で転倒した時に、放っておいたのがいけなかった様です。整形外科の先生に診てもらうと、「骨と骨の間の軟骨が磨り減って、ほとんど無い。薬も効かない。」といわれたそうです。このような場合は、神経ブロックなどの方法は、有効なのでしょうか?またそもそも、やって良いものなのでしょうか?
 以前、雑誌で「ペインクリニック」の記事を見かけたものですから、ぜひ麻酔の先生にお伺いしたくて書き込みました。まったく素人的な質問で恐縮ですが、よろしくお願いします。

変形性膝関節症という状態だと考えられます。
http://www.orth.or.jp/Hospital/knee/jhizaho.html
に詳しい情報があります。
やはり整形外科的な治療が一番ですね。

[223] 投稿者:じゅん [北海道] 投稿日:2001/10/23(Tue) 21:18
はじめてメールします。母は糖尿病で今度白内障の手術をすることになりました。また、この間の検診で何十年も前からある乳腺のしこり(腫瘍?)が大きくなってるから摘出した方がいいと言われたそうです。
両方とも局部麻酔だそうですが、手術の間が近く、麻酔を何回も行うのは不安だそうです。手術の間はどの位あけた方がいいのでしょうか?

局所麻酔ですので、さほど気になさる必要はないかもしれませんね。
精神的なストレスの方が大きいのではないでしょうか。
時に、血圧があがったりするかもしれませんので、数日あれば十分ではないでしょうか。

[222] 投稿者:高垣 由佳 [近畿] 投稿日:2001/10/18(Thu) 16:19
お忙しい所、ご回答ありがとうございました。一生続くのではと不安でしたのでとても気持ちが楽になりました。時間が解決ということなのでしばらく様子をみてみます。本当にありがとうございました。
ところで、「せき髄を包む硬膜に行った麻酔注射で出血し、血腫で神経が圧迫され、下半身まひの後遺症」という記事を読みました。血腫ができてるかどうかってどうやってわかるんでしょうか?私の場合は血腫とは違いますよね? ちょっと気になったので・・・

MRIやCT検査でわかりますよ。
もしご心配なら、主治医の先生にご相談になり、一度検査されてみてはいかがでしょうか?

[221] 投稿者:高垣 由佳 [近畿] 投稿日:2001/10/10(Wed) 16:16
帝王切開で出産したのですが、術後から3ヶ月たった今でも尾てい骨の横のお尻の辺りのしびれと言うか麻痺が取れません。麻酔科に受診した所、麻酔が残っていて取れにくいと言われました。そんな事はあるのでしょうかとっても困っています。?もしそうならどれぐらいで治るのでしょうか?そしてどのように治っていくんですか?とっても困っています教えて下さい。麻酔は腰椎麻酔でした。(これってもしかして医療事故なんでしょうか?)

脊椎麻酔後の馬尾症候群と呼ばれるものかもしれません。
脊椎麻酔の合併症のひとつです。
事故というより、ある程度手技的にやむを得ない合併症です。
また、麻酔薬そのものが、時に神経を傷害することもあるようです。これまた、現状では、ある程度やむ得ないことです。

しかし、通常は、自然に治癒することが多いようです。
小さい針を用いますので、神経の損傷がおこったとしても大事にはいたらないと考えます。
分娩時の体位も少し関係しているかもしれません。
足をあげた状態で長時間固定されますので、時に大腿部や足の神経が圧迫され、分娩後も一過性にシビレがでることもあるようです。
神経の快復には、時間がかかることもあり、場合によっては数ヶ月かかるかもしれません。
特にこれといった治療法もなく、時間が薬かもしれませんね。
ただ他の原因もあるかもしれませんので、しばらく経過をおいながら、主治医の先生とよくご相談ください。

[220] 投稿者:腰痛でしたが最近はペインクリニックでだいぶ救われています [関東] 投稿日:2001/10/08(Mon) 09:52
東先生

休日にもかかわらず誠に有難うございます。
世界情勢が不安なおり、まだまだ平和な日本のさなかご回答有難う
ございます。数年前ロンドン駐在であったときにIRAのテロでしょっちゅう爆破がありました。スペインやイタリアにいきましたが、スペイン
等は糖尿病患者がインシュリンをうつことができず困っておりました。

今こうやって腰痛の質問ができたこと、ご回答を頂きましたことを
大変幸せに思います。今は主治医の先生や東先生のアドバイスにように
無理をしないようまた姿勢を正しくするよう心がけています。
ただ東京は思ったほどペインクリニックがありません。私がすんでいる
世田谷区で開業医レベルでは皆無に近い状況です。
従って、目黒の某クリニックにいっています。おそらく東先生もこの
先生はご存知ではないかと思います。有名な先生ですので。


[218] 投稿者:腰痛でしたが最近はペインクリニックでだいぶ救われています [関東] 投稿日:2001/10/06(Sat) 17:07
東先生

今日で腰部硬膜外神経ブロック9回目(5と仙骨)を終えました。
だいぶよくなりました。このホームページも大変助かりました。
主治医は「このまま週2回か1回のブロックを継続しよう。痛みの持続を
封じることにより楽なリズムをつくっていこう」とのことです。
左足の脱力感や違和感や若干のいたみはありますが、大部分は消えて
きています。

東先生、そこで質問ですが(ど素人の質問ですが)、仙骨1と2付近が
痛い場合には仙骨硬膜外ブロックをするのでしょうか?
なぜかといいますと私の場合、仙骨が痛かったにもかかわらず仙骨硬膜外はまったくきかなかった。かわりに5とS1の間が効いたからなんです。
感覚的な質問ですが、先生のおひまなときでも教えていただければ幸甚です。

http://www.nsknet.or.jp/~takaokun/disc.html
にあります図のように、仙骨硬膜外の場合、効果がより下部の神経に限定して効く可能性があるのではないでしょうか。
仙骨部の痛みでも、神経は腰部の神経が関係していることもあり、腰部硬膜外が効果的だったのではないでしょうか。

[217] 投稿者:腰痛でしたが最近はペインクリニックでだいぶ救われています [関東] 投稿日:2001/09/28(Fri) 23:02
東先生

ご回答有難うございます。
やはり、ブロックをする先生でこの先生なら効く!という場合とそうで
ない場合があり、これは受けてみて初めてわかりました。でもひとつ
わかりましたのは、回数を重ねればアタリがあるんだ、これは辛抱
強く通院した結果、わかりました。
整形では見放されましたが、腰部硬膜外で頑張ろうと思っています。
実は腰部硬膜外と仙骨硬膜外がありますが、私ははっきりいいまして
仙骨硬膜外はまったく効きませんでしたが、腰部はさすがに足があったかくなる、しびれる、効き目を実感しています。


[216] 投稿者:のりこ [九州] 投稿日:2001/09/27(Thu) 17:11
はじめまして。こちらによせていい質問かどうかわかりませんが、
ワーファリンを服用している患者で、腰痛のため、硬膜外麻酔を
何度か行なっていて、血腫ができたため、切除の手術を緊急に行
ないましたが、それ以後下肢麻痺が残ってしまい、9割は回復不可
と言われました。このようなケースで、血腫ができた原因が、麻酔
時のミスか、突然の出血かを判断することはできるのでしょうか。

難しいご質問ですね。
ご質問の内容が重大なため、軽率なコメントは差し控えさせていただきます。

ただワーファリンを服用されていなくても、まれに不可抗力的に血腫ができることもあります。

[215] 投稿者:腰痛でしたが最近はペインクリニックでだいぶ救われています [関東] 投稿日:2001/09/24(Mon) 21:03
東先生

ルートブロックの件、有難うございます。
硬膜外神経ブロック(腰椎5と仙骨)ですが、足が動かなくなるときが
ありますが、その場合が楽になります。これは日によっても異なり
ますが、2時間くらいが足がしびれた場合が、やはり効果があった
ということになるんでしょうか。
今落ち着いて姿勢などにも注意してパソコン業務やデスクワークを
やっていますが、再発しないよう心がけています。
完治にはちょっとまだまだという感じですが、持続硬膜外カテーテル
の場合には通常腰痛のある程度症状の落ち着いた方はどの程度入院
されるのでしょうか。もしご存知でしたら教えてください。

一時は腰痛で一生真っ暗かと思いましたが、硬膜外ブロックのリピート
で大分救われています。

硬膜外ブロックは、針先の位置によってかなり麻酔薬の広がりが違いますので、いい位置にあれば、良く効きますが、少し位置がずれると効かないこともあります。

入院期間ですが、個人差があって、様々ですね。
何ともいえません。

[214] 投稿者:ようこ [東北] 投稿日:2001/09/18(Tue) 12:09
すぐお返事をいただけて、とてもうれしく本当に感謝しております。病院へ行く勇気も湧いたので、予約もいれました。本当にありがとうございます。


[213] 投稿者:ようこ [東北] 投稿日:2001/09/18(Tue) 09:09
現在妊娠4ヶ月です。目のきわにさんりゅうしゅというできものができてしまい、もう半年もなおらず、最近赤くなって大きくなってきてしまいました。薬で治らないので、局所麻酔をかけ、切開し何針か縫うことになりました。産婦人科では局所麻酔は胎児への影響は心配ないだろうというのですが、切除したい反面、とても心配です。本当に大丈夫でしょうか。簡単な質問で大変申し訳ないのですが、どうぞよろしくお願いいたします。

局所に使います麻酔薬は量がすくなく、胎児への影響はないと考えられます。いままで歯の麻酔等で異常がなければ、麻酔薬があわないこともないと考えられますので、あまりご心配になられなくていいのではないでしょうか。

[212] 投稿者:腰痛でしたが最近はペインクリニックでだいぶ救われています [関東] 投稿日:2001/09/14(Fri) 22:01
東先生

有難うございます。通院で今ブロックを受けていますが、担当の先生が
予約でとるのが大変なほどの先生です。非常にテクニックの上手な先生で硬膜外ブロックを行いますと足全体がしびれます。
そのあと楽になります。

ルートブロックはおそろしいので今はやめておくようにします。

誤解のないように、付け加えて申し上げます。
ルートブロックは、疾患によっては、非常に有効なブロックです。
主治医の先生とよくご相談なさってください。

[211] 投稿者:ちゃちゃ [近畿] 投稿日:2001/09/14(Fri) 19:48
麻酔体験記を投稿しようとおもいメールをしたのですが送信できません。アドレスはあっていますでしょうか?

ありがとうございます。
メールアドレスは
kanemitsu@higashi.org
です。
よろしくおねがいいたします。

[210] 投稿者:腰痛でしたが最近はペインクリニックでだいぶ救われています [関東] 投稿日:2001/09/09(Sun) 21:48
東先生

こんなホームページがあるなんてはじめて知りました。
ここ半年慢性の腰痛に悩まされております。今でも左臀部からふくらはぎ、左足の外側が痛みます。ただし、日常生活・仕事をする上ではなんとか楽になってきました。MRIでは腰椎4と5の間隔が狭いといわれましたが、特にヘルニアほどでもないし、せいぜい椎間板症の軽いもの
との診断を受けました。
そこで腰部硬膜外ブロックを受け(仙骨硬膜外も)、冒頭の通りだいぶ
楽になりました。左足も痛みというよりかは脱力感でまたパソコン業務ですので残業などの際には痛みが出ます。

先生いわく様子をみながら、「週1回程度硬膜外ブロックを受けましょう」とのことで、腰部硬膜外合計6回、仙骨硬膜外ブロック6回、
トリガーポイント随時という形式で約4カ月きています。

当初のころに比較しますと大変よくなったのですが、やはり違和感と
残業の場合の疲れがあります。ところで神経そのものに針をうつ、
ルート(神経根ブロック)があるときき、担当の先生に聞いたところ、
「歩けなくはないし、死ぬほど激痛があるわけじゃないからルートは
やめたほうがいい。ルートは痛みもすごいからやめたほうがよいとの
ことでした」。

そこで東先生、お聞きしたいのですが、
1)腰部硬膜外ブロック、現在週1回ペースで行っていますが、持続
  硬膜外(入院)のほうがよりよい効果があるのでしょうか、
2)神経根ブロック、椎間板ステロイド注射といった治療はたとえば
  働けない、日常生活に支障が出る場合に行うのでしょうか、
3)神経根ブロックの副作用等もしご存知でしたら教えてください。

腰下肢痛は痛みとの共存も含めてある程度時間はかかるとのことですが、やはり早く回復していけば患者にとってはこれほど嬉しいことは
ありません。もしご存知でしたら教えてください。



1、硬膜外ブロックは、あくまで対症療法でありますので、脊椎や椎間板に異常があれば、その異常を治すことはできません。ただ、痛みの原因に、脊髄周辺の腫れ(炎症)がある場合に、ステロイドで腫れが軽減すれば、痛みが軽くなることはあるようです。ですから、無理をするとまた腰痛が再発します。持続硬膜外は確かに強力な治療法ですが、やはり対症療法ですので、無理をすると再発します。現在の状況からすれば、通院で、ブロックを受けられた方がいいかもしれませんね。
 パソコン業務とのことですが、机やイスの高さを調節し、腰に負担のないようにすることも大切です。また、症状が落ち着いておられれば、水泳や腰痛体操で、脊椎の周りの筋肉を鍛えるのもいいかもしれませんね。

2、両治療法とも、経験がありませんので、おこたえしかねます。術者の先生のご判断だろうと思います。神経根ブロックは、整形外科で、手術前に痛みの原因神経の部位を確認するときにも使います。

3、神経そのものに直接針を当てて行う治療法ですから、針先が当たった時に、激痛があります。また、神経を傷つけることもあり、これが原因で、新たな痛みの原因になることもあります。

[209] 投稿者:しー [北海道] 投稿日:2001/09/05(Wed) 17:14
初めまして。私は昨年2月に、股関節のキアリ骨切り術後にCRPSと診断され、1年間、硬膜外の麻酔治療を受けました。入院中、交感神経ブロックも行いましたが、効果は得られませんでした。モルヒネや、キシロカイン等の点滴も試しましたがダメでした。今年1月に退院し、現在は週に1回、整形外科にて股間節にオムニカインにて神経ブロックを行っています。2週に1回はステロイドをまぜています。今は、レペタン坐薬0.2を2本と0.4を1本、インテダール50mgを3本、その他痛み止めや痺れを取る薬等、数種類の薬を飲み飲み続けていますが、症状はほとんど良くなっていません。CRPSの治療は麻酔科で受けた方が良いのでしょうか?毎日、痛みが続いていて、ブルーな気分が続いています。どうか、教えて下さい。お願いします。

CRPSは、対応が非常にむつかしく、一旦発症すれば、治療に難渋する疾患です。
ご質問の内容からすると、かなり強力な「痛みの治療」が行われていますので、麻酔科に行かれても、同様の治療が行われるのではないでしょうか。
ただ麻酔科のペインクリニックでは、整形外科とは、違った痛みへのアプローチがあるかもしれません。
一度麻酔科を受診され、ご相談されることも、いいかもしれませんね。

[208] 投稿者:獣医師 [関東] 投稿日:2001/09/04(Tue) 15:17
はじめまして。
いきなりぶしつけな質問ですが、α−クロラロースという麻酔補助剤のようなものについてご存知であれば教えてください。
ウレタンとの混合麻酔で動物によく投与されるものらしいのですが、
情報がありません。
この物質が循環器系に及ぼす影響は大きいのでしょうか?
ウレタン単独時と、α−クロラロースを混合させたときとは
どれほど違いますか?
よろしくおねがいします。

申し訳ございません。
使用経験もなく、わかりかねます。

[207] 投稿者:KZ [近畿] 投稿日:2001/08/30(Thu) 19:48
はじめまして。
私は臨床外科系のものですが、昨年(でしょうか)ジャクソンリース回路の閉塞による小児の死亡事故がありましたが、このことはこの回路そのものに内在する危険性によるものなのか、あるいは単に気管チューブとそのメーカーの回路とのコネクトの相性による(厚生労働省の警告にあるように)ものなのか、解説いただけますでしょうか。
 というのも、先日術後手術場より自発呼吸下で帰室する患者輸送の際Tチューブがその場にないため、(麻酔医の指示通り)ジャクソンリースに酸素ボンベを直結して輸送したのですが、いつのまにか弁が閉じておりかなりPEEPのかかった状態となりかけておりヒヤリとした経験をしました。もしこのような閉鎖回路にボンベからの供給が続いた場合どのようなことがおこりうるのかもご解説ください。流量は毎分6リットル位だったと思います。

臨床麻酔学会誌
 18(9):729-731, 1998に愛媛大学の萬家先生が、小児用人工鼻とジャクソンリ−ス回路の接続で危険な状態に陥った麻酔中の症例を2例報告されています。報告は、コネクター部分に酸素吹送管が飛び出したジャクソンリ−ス回路は極めて危険であることを示しています。

麻酔器にもこのたぐいの弁(半閉鎖弁)がついています。
弁を閉じたままに自発呼吸にすると気道内圧があがり、呼気ができず窒息状態になったり、場合によっては肺が破れることもあり得ます。
ご注意ください。

[206] 投稿者:プリン [関東] 投稿日:2001/08/29(Wed) 11:48
先生、よろしくお願いします。
吸入麻酔等についての質問なのですが・・!
救急医学 第21巻 第8号 1997年8月掲載の「重篤な圧損傷を合併するもイソフルラン吸入が著効した喘息発作重責状態の1例」
のついてお伺いしたいのですが、
 @ 高いPaco2を容認した、permissive hyperca   pniaとは、どんな方法ですか?
 A 管理の条件や許容時間
 B 皮下気腫・縦隔気腫が高度になった患者への吸入麻酔・perm   issive hypercapniaの有効性
など、お教えください。お忙しいところ恐れ入りますが、よろしくお願い申し上げます。


喘息の治療には、いろいろありますが、もっとも重篤な場合の治療法です。
人工呼吸しながら治療されるのでしょうが、喘息のため肺を膨らませるのにかなり加圧が必要になります。
しかし加圧によって肺がさらに傷むことがあります。
そこでなるべく肺の障害がへらすために、いろいろと工夫がなされています。
ひとつは、プリンさんがよまれた論文のように、あるていど炭酸ガスがたまるのを容認して換気を少なくする方法です。
もうひとつは、人工肺を用いて炭酸ガスをぬき、酸素を供給して患者さんの肺を一時的に休ませる方法です。

管理の方法や許容時間は、その論文に書いてあると思いますので、お読みください。

麻酔ガス(イソフルレン)は、喘息発作を軽減させる効果があります。重篤な患者さんで他の薬剤に反応しない場合、最終的に麻酔ガスを吸入します。

麻酔ガスですから、管理には、熟練が必要でICUでの管理になります。

通常炭酸ガスがたまると患者さんは苦しくてたまらないのですが、麻酔によって眠っていられるため、患者さんにとっても苦痛が軽減されます。

レポートであれば、ご自分で勉強しないと身になりませんのでしっかり勉強してください。
(せめて英単語の意味程度はご自分でしらべましょう。)

[205] 投稿者:佐和子 [東海] 投稿日:2001/08/26(Sun) 15:41
帝王切開手術を受けました。傷が3o位くっつかず、出血し黄色い膿が出ていたので産婦人科を受診したところ、皮下脂肪と筋肉の間に絹糸が残っていると思われるので、次の妊娠の前に外科病院で外科手術して糸を取り除いた方がいいだろう、とのことでした。
帝王切開手術は、緊急で麻酔も効かず子供は仮死で産まれた為、その時の恐怖心からなかなか外科病院を受診する気になれません。出来れば、全身麻酔でと思うのですが、たかが3mmの傷で原因は糸一本のことですから、どのように処置されるか心配です。入院もするのでしょうか。

いろんな事が重なって、ずいぶんショックをおうけになったことですしょうね。
まずは、精神的なダメージを回復されることも大切かもしれませんね。
場合によっては、精神科にコンサルトされることも効果的かもしれませんね。
腹部の傷は直接みていませんので、なんとも申しようがありませんが、小さな傷のようですので、局所麻酔で十分手術可能のような状態ではないでしょうか。
手術後の抜糸は、表面だけで、皮膚の下で縫合されている糸は、通常残っています。
自然に吸収される糸をつかうこともありますが、吸収されない糸を使うこともあります。
ですから、いずれにしろ表面の糸の抜糸後も糸は体内にあるのです。
麻酔は、皮膚の局所麻酔の注射が少しいたいですが、縫合時は痛みは消失するはずです。
痛い時は、「痛いです。」と術者に手術中でも遠慮なく言われると局所麻酔を追加してくれます。(がまんしなくていいですよ。)
たぶん外来通院での手術ですみそうな気がしますが、主治医の先生とよくご相談ください。

[204] 投稿者:看護学生 [近畿] 投稿日:2001/08/16(Thu) 18:35
夏休みの宿題で麻酔のことを調べています。全身麻酔でハイパーベンチレーション法ってどんな方法ですか

ハイパーベンチレーション日本語で過呼吸といいます。
全身麻酔にハイパーベンチレーション法というのはありません。
全身麻酔時、人工呼吸をあまり多くし過ぎると炭酸ガスが抜けすぎ、体にはよくありません。

ただ全身麻酔を行うときに、通常は点滴からいれる麻酔薬でねむっていただいてから、ガス麻酔にかえますが
子どもで点滴を眠らせた後にとる場合には、麻酔ガスを吸って眠ってもらいます。
このときスムーズに入眠できるよう過換気を促すことはあります。

[203] 投稿者:あかね [四国] 投稿日:2001/08/14(Tue) 22:16
はじめまして!!
84歳の祖父が胆道癌の疑いがあると言われました。しかし年寄りが全身麻酔を受けると呆ける可能性があると他の人に言われたそうです。
麻酔が原因で呆けになるとは思わないのですが、その辺のところはどうなんでしょうか?よろしくお願いします。

昨日85歳の男性の全身麻酔(脊椎の手術)を行いましたが、お元気で痴呆もありません。
たしかに麻酔で、すこしは影響をうける可能性があるかもしれませんが、手術後の痴呆(実際には痴呆というより環境不適合反応とう状態です。)は、麻酔というより、術後の安静や、拘束の影響の方が大きいようです。
術後なるべく早く離床していただき、声かけ等の刺激をしていただくことが、痴呆進行の防止に有効なようです。
http://lib1.nippon-foundation.or.jp/1997/0143/contents/010.htm
にすこし記事がありますのでご参照ください。

[202] 投稿者:猪原 哲 [九州] 投稿日:2001/08/10(Fri) 09:23
私は大学で電気工学を専攻するものです.ぶしつけな質問で申しわけありませんが,電気刺激をつかって麻酔をかけることはできないものかと思いました.(”刺激”と”麻酔”とは全く逆ことになるかもしれませんが)最近の新しい麻酔方法に関する研究があれば教えて下さい.

新潟大麻酔科元教授の下地恒毅先生が以前、「電気麻酔」を研究されていました。
広く実用化されるまでは至らなかったようですが、理論的には可能なようです。
medlineで、shimojiで検索されると文献がみつかると思います。

[201] 投稿者:奈奈 [東北] 投稿日:2001/07/26(Thu) 16:16
高校1年の娘が「卵巣のうしゅ」と診断され7/13日摘出手術をうけました。手術は成功し術後の傷もだんだん良くなっているのですが,麻酔の後遺症でベットからおきると頭痛と吐気を訴え出し,数日(11日間)寝たままの食事生活を送っていました。麻酔科の先生に説明を求めたところ,全身麻酔と硬膜外麻酔(痛みどめを併用するため)をした際にチューブにより膜を傷つけ髄液が漏れているのではないかと推測される。(麻酔を行った時に足がビクンとなつたことを本人が訴えていることと手術後その日の内に足のかかとのしびれを訴え痛み止めようのチューブを取ってしまつたことなどがあった(神経に触っているかも知れないともいっていた))そのため脳が引っ張られ頭痛や吐気が出ていると思われる。そのような場合でも1日くらいで通常は塞がるが,まれに,直りにくい人もいる。様子を見ましょうとのことであったが,最近1時間くらいはフラフラしながら立てるくらいになりましたがいい時,悪い時の波があります。これは医療ミスではないのですか?後遺症はないのですか。このままで時間がたてば直りますか?

硬膜外麻酔は難しく、硬膜という膜の数ミリ手前で針先をとめるいわば「寸止め」麻酔ですから、当然膜硬を破る可能性はある程度の頻度で起こりうることで、致し方ないこととお考えください。
(麻酔科医も、何とか術後にあまり傷が痛まないようにと懸命に頑張ったのではないでしょうか。)
また針を刺すときだけでなく、チューブを入れる時に、たまたまチューブの先端が硬膜をやぶったり、すこし傷つけたりすることもあるようです。
チューブから、髄液がかえってきた場合には、硬膜外麻酔は断念し、チューブを抜き、全身麻酔のみの麻酔となります。
硬膜に穴があくと、髄液がもれて、娘さんのように頭痛が持続する場合もあります。
通常は、10日もすれば、改善するようですが、中には長引く方もおられます。
198番にも書きましたが、一度麻酔科のペインクリニックを受診されてみてはいかがでしょうか。

[199] 投稿者:slowhand [関東] 投稿日:2001/07/26(Thu) 00:41
はじめまして!
来月中旬に半身麻酔で痔ろうの根治手術を受けるのですが、私は喘息の
為、術後の痛みを和らげる痛み止めの薬がないとのことで今から不安に
感じています。喘息患者にも使えるような痛み止めの薬はあるので
しょうか?ちなみに私はバファリンを飲んで呼吸困難に陥った経験が
あります。よろしくお願いします。

喘息の方でも、使用可能な鎮痛法がありますので、ご心配いりません。
ただ投薬には、注意が必要です。
担当の麻酔科の先生か主治医の先生とよくご相談ください。
(可能なら、麻酔専門医のいる病院で、麻酔科医による麻酔をおうけになった方が無難かもしれません。)

[198] 投稿者:松本弦 [近畿] 投稿日:2001/07/21(Sat) 10:12
6月17日に虫垂炎の手術を行ったのですが、そのときの腰椎麻酔が
効かなく、追加で麻酔を行いました。(4箇所打ったそうです)
しかし、それでも効かなく、全身麻酔にて手術を行ったのですが
術後5日目から急にめまい、立ちくらみ、つかまっていないと歩けない
頭がボーっとする、頭痛などの症状が出てきました。結局そのときは
麻酔の影響ということで2週間程度で治るだろうということでした。
しかし、1ヶ月たった今でも症状が続き入院しています。何度が退院
しましたが、2日ともたず再入院する始末です。
いいときと悪いときの波もあり、朝は頭が苦いような感じがし
食欲もなく、昼まで寝ています。
主治医(外科)の話では、麻酔の影響にしては長すぎるから
もう、別の原因とのことで診察を受けています。
しかし、これといった原因もないのに、本当に麻酔の影響ではないと
いわれても、納得できないのですがいかかでしょうか?
耳鼻科も神経内科でも写真を撮って見てもらいましたが異常は
なかったです。よろしくお願いします。

一度麻酔科のペインクリニックを受診されてみてはいかがでしょうか。
脊椎麻酔(腰椎麻酔)後に、頭痛が生じることは、時々あります。
まれに長引くこともあります。
脊髄液の漏出が原因といわれています。
なかなか改善しない場合、ご自身の血液を腰椎麻酔したところに注入し髄液の漏れをふさぐ治療法もあります。

[197] 投稿者:吉本浩子 [近畿] 投稿日:2001/07/11(Wed) 04:01
腰椎麻酔後の看護について質問します。頭部挙上を教え込まれて以来ずっと、忠実に守ってきました。しかし、その挙上によって副作用が出現する可能性があるとききました。どの程度の安静が必要なのでしょうか。

以前も同じご質問をされた看護婦さんがいらっしゃいましたが、頭部挙上の意味はあまりないのではないでしょうか。少なくとも麻酔科の教科書には、そのようなことは書いてないのではないでしょうか。むしろ挙上することによって頭痛とかがでることもあります。
個人差がありますが、術後2ー3日は、あまり歩き回ったりしない方がいいのではないでしょうか。

[196] 投稿者:柴田 達徳 [近畿] 投稿日:2001/07/10(Tue) 09:23
全身麻酔は日本人が約200年前に発明したそうですが、彼の名前、発見の経過等を教えてください。 なんでも最初は彼の実母に麻酔をしたそうで、残念ながら母は麻酔からさめずにおなくなりになったそうですが・・・次には彼の奥さんに麻酔をして、今度は麻酔から覚めたのですが、副作用で失明したとラジオで言ってました。 詳しいことをが知りたいです。 ちなみに今年の1月に腎臓ガンで全身麻酔しました。 もう一度経験したいです。

華岡青洲のことではないでしょうか。
http://www.wakayama.com/hanaoka/


http://web.kyoto-inet.or.jp/people/mekata-h/hanaoka.html

に詳しく書かれています。
有吉佐和子著「華岡青洲の妻」という本が出版されています。

[195] 投稿者:NORIKO [近畿] 投稿日:2001/07/07(Sat) 08:12
先生よろしくおねがいします。昨年、帝王切開の腰椎麻酔の時に、なぜか左側だけ、麻酔が効きにくく、麻酔がきれるのも、左が、早かったです。どうしてでしょうか?
手術の後2日間くらい、全身が、ものすごく痒かったのは、どうしてですか?
心配なので、教えて下さい。

脊髄の近くで、左右どちらか片方に局所麻酔薬が偏ったときにに、NORIKOさんのようなことがおきます。脊椎麻酔の場合、くも膜下腔という場所に局所麻酔薬を注入しますが、横向きの時間が長かったり、注入する位置に偏りがあると、麻酔薬が偏って左右差がでることがあります。また、硬膜外麻酔で、細いチューブを背中にいれる麻酔では、チューブの先端の位置が左右とちらかに偏ることがあり、この場合にも左右差がでます。
痒みですが、麻酔科では術後の痛みどめに、硬膜外チューブからモルヒネを持続でいれる場合があります。
このモルヒネの副作用に痒みがあります。全身が痒く、この痒みのため、モルヒネを中止することもあります。
モルヒネを中止すると痛みがでてきますので対応に苦慮することもあります。
またモルヒネの副作用には、吐き気やおしっこがでにくくなるといったものもあります。

[194] 投稿者:ぽお [関東] 投稿日:2001/07/03(Tue) 22:43
ありがとうございます.
各々の薬剤の適応について、教えていただきたいのですが・・・・.

http://www.pharmasys.gr.jp/tenpu/menu_tenpu_base.html
に医薬品の添付文書がありますので参考にしてください。

[193] 投稿者:ぽお [関東] 投稿日:2001/07/03(Tue) 22:26
ラボナール、ケタラール、ドルミカムの各々の適応について教えてください.
なぜラボナールは比較的若い人に、ケタラールは7〜80以上、
ドルミカムは心臓手術の時に使用するのですか?

ほおさんのような、使い分けはありません。
ラボナールは、お年寄りにも使うこともありますし、
ケタラールを子どもにつかうこともあります。
また、ドルミカムは心臓以外の手術にも使っています。
患者さんの状態や、手術法等を考慮し様々な薬剤を組み合せて麻酔を行います。

[192] 投稿者:muchy [九州] 投稿日:2001/07/03(Tue) 16:16
東先生、お久しぶりです。
以前、腰椎椎間板ヘルニアでアドバイスしていただいた者です。
先生に紹介していただいた病院の中から、主治医とも相談した上で、
熊本整形外科病院を受診し、PLDDをすることになりました。
来週から検査入院をして、PLDDの準備をします。

1日も早く仕事復帰できるように頑張りたいと思います。
また、元気になったらご報告しようと思ってます。
御紹介有り難うございました。

無事回復されることをお祈りいたします。

[191] 投稿者:H [関東] 投稿日:2001/07/02(Mon) 22:19
全身麻酔をした後は、通常どれくらいの時間を空けて子作りすればいいのでしょうか?
また、全身麻酔をしたあと、2、3ヶ月で妊娠した場合の胎児および母体への影響はどうなりますか?

よくわかりません。
麻酔薬そのものは、2−3日もすれば、ほぼ体内から排出されるでしょうが、その時卵子や精子にどのように影響するかは、わかりかねます、

[190] 投稿者:にーちぇ [関東] 投稿日:2001/06/30(Sat) 15:38
現在妊娠5週目ですが、諸事情によって人工中絶をしなくてはなりません。
しかし、麻酔によわい体質らしく、赤ちゃんの時に受けた簡単な外科手術の際、
全身麻酔で術中に呼吸停止したり(ケタラールという麻酔で)、7年前に自律神経のバランスを崩した際に
麻酔科でブロック麻酔をしたところ、呼吸が困難になりました。(1分くらいだと思いますが)
その後も、歯医者で親不知を治療した際、痛み止めの麻酔ですら、
ぼーっとしてしまいます。

もともとアレルギー体質でもあり、花粉や埃などでの反応のほか、
原因はわかりませんが、常に肌がじんましんのようにかゆくなるなどの
症状があり、二日に一錠ほど、セルテクトを服用しております。。
この状況で、中絶手術を受けられるのでしょうか?

麻酔の専門医が麻酔を引き受けてくれれは、にーちぇさんの体質を考えた安全な麻酔をおこなってくれると思います。ご安心下さい。

問題は、麻酔科医のいない病院で手術をおけになる場合ですね。その場合、主治医の先生と体質について充分お話になられてください。
できれば麻酔科医のいる病院で、麻酔科医による麻酔をお受けになることをお勧めします。

[189] 投稿者:ゆり [関東] 投稿日:2001/06/21(Thu) 12:43
先生、はじめまして。
質問ではありませんが、ひとことお礼を申し上げたくて参りました。
最近、婦人科疾患がみつかり、東京の大学病院にて、
全身麻酔下で手術をうけた者です。
初めての手術と麻酔でしたので、いろいろ心配になって、
こちらのHPにたどり着きました。おかげさまで、不安なく、
手術にのぞむことができました。本当にありがとうございました。

手術前夜には、麻酔医の先生が診察にいらして、あったかい笑顔の
優しい先生で、本番さながらに、細かく説明してくださいました。
手術室では、その先生が「いらっしゃい」って迎えてくださって、
なんだか嬉しかったです。

ちなみに、正味で20分間程度の簡単な手術でしたので、
静脈麻酔薬(点滴から入ってきたときに、ちょっと冷たい感じがし
ました)を開始してから1時間ぐらいで病室に戻ることができ、
何時間かは酸素マスクをつけていました。
でも、目覚めは、とても快適でした。私はお酒が全く飲めないので
二日酔いの経験がないのですが、ちょっとクラクラして、気分も悪く
ならず、いーい感じでした。
こんな麻酔なら、また、ぜひお願いしたいです(笑)

すこしでもお役に立てて幸いでした。
勉強不足で、手前勝手な説明になっていると思いますが、少しずつ改訂していこうとおもっておりますので今後ともよろしくお願いいたします。
もしよろしければ、麻酔体験談をもう一つの掲示板にでも掲載していただければ、ありがたいです。
麻酔体験談コーナーに匿名で掲載させていただき、今後麻酔をうけられるかたの参考にさせていただきます。

[188] 投稿者:バービー [SO*ヤ] 投稿日:2001/06/19(Tue) 13:05
御忙しい中、お返事ありがとうございました
もう、しばらく様子をみてみるそうです


[187] 投稿者:バービー [外国] 投稿日:2001/06/17(Sun) 14:16
米国に住んでいます 友人の事で相談させて下さい
5/23にこちらで無痛分娩をしたのですが、その時に腰に針を刺してるとき突然電気が流れたような激痛が走りギャーと叫んだそうです 麻酔の先生は神経に当たってしまったと説明があったのですが、2週間ぐらいで治るから心配しないで とゆうことでした しかし今現在もず〜と右足がしびれ触られても部分的に感覚が無いそうです 右足を引きずってます トイレに行くにも大変な様です 産後も縫ったりしたとこより、どこよりも腰から足の方が痛かったそです この場合あとどれくらいで治るのでしょうか? 彼女は今、他の専門医に診てもらおうかどうか迷っています 見ていてとても辛そうで疲れきっていてかわいそうです 何か良いアドバイを下さい お忙しい中宜しくお願いします

脊椎麻酔後の馬尾症候群と呼ばれるものではないでしょうか。
http://www.city.kyoto.jp/hokenfukushi/siritubyoin/sections/masui_ka/youma.html
に少し書いてあります。
脊椎麻酔の合併症のひとつです。
通常は、自然に治癒することも多いようです。
小さい針を用いますので、神経の損傷がおこったとしても大事にはいたらないと考えます。
分娩時の体位も少し関係しているかもしれません。
足をあげた状態で長時間固定されますので、時に足の神経が圧迫され、分娩後も一過性にシビレがでることもあるようです。
神経の快復には、時間がかかることもあり、場合によっては数ヶ月かかるかもしれません。
特にこれといった治療法もなく、時間が薬かもしれませんね。
ただ他の原因もあるかもしれませんので、しばらく経過をおいながら、主治医の先生とよくご相談ください。



[186] 投稿者:らんにゃん [関東] 投稿日:2001/06/14(Thu) 00:12
現在歯医者さんに通っております主婦です。歯茎に激痛が走りつづけること2週間。友人の話によると、高血圧のため服用してます薬が麻酔と合わず痛むとか・・・なので薬を変えてみたところ歯茎の激痛がおさまりました。ですが、今回の治療で麻酔を打ったとたんにいつもと違う感じがして意識が遠のきました。救急車で病院に運ばれた私。歯医者の先生は高血圧が原因だと言ってますが、私は麻酔が気になります。先生教えてください??

詳しい状況がわかりませんので、なんともいえませんね。おそらく局所麻酔薬が血管に入ってしまって、頭にも回り、そのため意識が少し遠くなったのではないでしょうか。

あと緊張のあまり、呼吸が早くなり、このような時も、意識がなくなることもあります。

まれですが、局所麻酔薬が合わないこともあります。

次回、歯の麻酔をされるときは、今回のご経験を先生にお伝えになり。充分麻酔法を検討された上で、治療をお受けになったほうがよいかもしれません。

[185] 投稿者:さゆ [九州] 投稿日:2001/06/13(Wed) 17:15
お答えいただき、ありがとうございました。しばらく様子を見ようとおもいます。


[184] 投稿者:さゆ [九州] 投稿日:2001/06/12(Tue) 09:29
はじめまして。6月8日に多汗症の手術を受けました。全身麻酔の影響なのか、熱が続いて、(普段は低温です。)頭も重く、多少の息苦しさがあります。熱がこもったような感じで、夜もあまり眠れません。かといって昼間も眠れません。食欲もあまりなく、吐くことさえあります。手術後2日後に退院したのですが、このような状態はいつまで続くのでしょうか。ちなみに頭部と腕からの汗は全く出ません。 焜X等がございましたらどうぞ宜しくお願いします。

多汗症の治療に実際に携わったことがありませんので、あまりおこたえできません。

http://www2s.biglobe.ne.jp/~hyogohp/Surgery.html

に詳しいページがございますのでご参照ください。

おそらく胸の交感神経を遮断する手術と考えられますので、全身麻酔の影響よりも手術そのものの影響ではないでしょうか。

発汗が治まっているとのことですので、手術そのものは成功していると考えられます。

だだその代償として、全身に様々な、影響がでることがあるようです。

まだ手術後5日目ですから、もう少し時間がたつと現在の症状もだんだん軽減してくるのではないでしょうか。

[183] 投稿者:hisa [四国] 投稿日:2001/06/06(Wed) 15:08
東先生、こんにちわ。
先日はお忙しい所、私の質問にお答えいただきありがとうございます。
丁寧に、解り易くご説明いただいて感謝しております。
先生に言われました通り、本日麻酔科の方へ行って参りました。
多分、お尻の神経に何らかの損傷があるのでしょうとの事で、
念の為に土曜日にMRIも撮る事になりました。
痛みが少しでも軽くなるように、少しずつ治して行きましょうとの事でした。
先生にご相談したお陰で痛みの原因が早くわかりそうです。
ありがとうございました。


[182] 投稿者:ひとみ [九州] 投稿日:2001/06/05(Tue) 15:12
東先生、先日「硬膜外麻酔」後のしびれが取れないと言うメール出したものです。
HPの掲示板があると知らなかったので、直接メールを出してしまって、すみませんでした。忙しい中、すぐに返事のメールを頂き、ありがとうございました。
足の甲に氷をあてても、全然冷たくないんです。
不安はたくさんあるけど、数ヶ月様子を見てくださいという先生のお言葉を信じて過ごしてます。
また、来ます。


[181] 投稿者:hisa [四国] 投稿日:2001/06/05(Tue) 11:07
先生、はじめまして。
早速ですがご相談いたします。
今年の2月末に堕胎の手術を受けました。その際、全身麻酔の前に”麻酔が効きやすくなるように”との事で、右側のお尻に注射を打たれました。
その後、全身麻酔から覚めるのは早かったのですが、その右側のお尻の辺りから太ももまでが触ってみても感覚が鈍いのです。最初は”しばらく経てば戻るだろう”と思っていたのですが、3月の半ばを過ぎた頃から触ったりするとビリビリと電気が走るような痛みになりました。座ってるだけでもチカチカと痛む事があります。
腰痛からかと思い、先日整形外科へ行ってみてレントゲン等を撮ってみたのですが何も異常はなく、その先生も”原因がわからない”とおっしゃっていました。その時も一応、堕胎の手術を行った事をお話したのですが”ホルモンのバランスが崩れているのでは”と言う事でした。痺れを軽減させるためのビタミン剤を2週間分いただいて、現在服用中です。薬があと1週間ほどで切れるのですがその時もまだ痛みが続くようなら来るようにと言われました。
一度、その手術を受けた産婦人科も受診してみるべきなのでしょうか?
長くなってしまいましたが、宜しくお願いいたします。

ひよっとしたら、RSDと呼ばれる状態かもしれません。RSDは reflex sympathetic dystrophy の略で日本語では反射性交感神経性ジストロフィー(異栄養症、萎縮症)といいます。最近では、この呼び方から、CRPS:complex regional pain syndrome日本語で複合性局所疼痛症候群?に移行しているようです。
 ちょっと専門的になりますが、「局所的に起こった損傷に引き続いて発症する疼痛性の病態であり、予想される通常の創傷治癒の経過を越えて続き、たびたび著明な運動機能の減退を起こし、時間とともにさまざまに進行する症候群」と定義されています。
 わかりやすく言いますと、皮膚を切ったり骨折した後、皮膚や骨折は治ったものの、痛みだけが残り腫れや骨の萎縮が起こり、なかなか改善しない状態です。多くは交感神経(自律神経で血管を収縮させる作用がある)が関係していると言われています。
 皮膚切開や骨折など、明らかな神経損傷がなくて生じる場合を Type I(以前はRSD(反射性交感神経性ジストロフィー)と呼ばれていたもの)、神経が傷つけられた後に生じる場合をType II(以前はカウザルギー(causalgia:灼熱痛)と呼ばれていたもの)と分けられています。hiraさんの場合は、CRPS Type IIにあたるかもしれません。
 
 治療法は、この交感神経を抑制することが主ですが、一旦発症してしまうとなかなか治療は困難なようで、予防が第一といわれています。麻酔科では、硬膜外ブロック(脊髄のそばに局所麻酔薬を注入する方法)、低周波針治療(痛む所に細い針を刺して電気を周期的に1分間に50-100回程度流します)、薬物療法(副腎皮質ホルモン:ステロイド、抗うつ薬、静脈麻酔薬:ケタミン、麻薬等)等が行われています。
 しかし決定的なものはなく、ケースバイケースで患者さんの反応をみながら対応しなくてはならないようです。
 一度、麻酔科(ペインクリニック)を受診されることをおすすめします。

[180] 投稿者:ノグ [九州] 投稿日:2001/06/03(Sun) 20:32
すごく心配なことがあって質問します。一週間前、主人が痔核の根本手術(?)を受けました。今日に至るまで、尿の出が悪く、排尿にかなりの時間がかかるそうです。先生曰く「腰椎麻酔のせい」と言ってたそうですが、色々なHPを見てもそんな副作用は紹介されてないように思います。術後の痛みもあるそうです。腰椎麻酔での排尿障害などの副作用があるのでしょうか?

局所麻酔薬そのものが、時に神経を障害することもあります。
http://www.city.kyoto.jp/hokenfukushi/siritubyoin/sections/masui_ka/youma.html
また馬尾症候群というのもあります。
上記サイトに詳しく載ってますのでご覧下さい。
ただ脊椎麻酔で使用する局所麻酔薬の量は少ないものですし、神経も自然と修復されますので、1月もすれば快復される可能性が高いのではないでしょうか。

[179] 投稿者:muchy [九州] 投稿日:2001/06/01(Fri) 19:28
東先生、いろいろなアドバイス有り難うございました。
今は、無理して仕事を続けるか、悩んでいます。
今回のことを通して、患者さんの不安・焦燥感を少し理解できたのでは・・・と、プラスに考えることにしました。

これからの治療については、整形・麻酔科の主治医とよく相談しながら決めたいと思います。


[178] 投稿者:タカギ [関東] 投稿日:2001/06/01(Fri) 00:27
私(男)が全身麻酔による治療を受けた後、妻が妊娠しました。
胎児に、何か影響はありますか?

ご質問は、麻酔薬の精子への影響でしょうか?
妊娠初期の胎児に対しては、麻酔薬は、奇形をおこす可能性があるといわれています。
しかし、精子への影響は、確定されていないのではないでしょうか。
よくわかりませんというのが正直なところです。

[177] 投稿者:muchy [九州] 投稿日:2001/05/30(Wed) 18:08
東先生、場に似合わない質問をしてすいませんでした。
私の場合、やはり、ナースをしている分、確かに一般の方よりはつっこんだ質問をしてしまします。
しかし、私もナースである前に一人の悩める患者であることをご理解下さい。

よくわかりました。
ルートブロックは、直接神経に当てる性格上、ブロック自体が痛みを生む可能性もあるので注意が必要です。
やはり、根治的な治療が必要かもしれせんね。
教授先生の診察も貴重ですが、臨床経験の豊富な市中の一般病院の方が、診断が正しい場合もあります。
九州で熊本でしたら、
熊本整形外科
http://www02.so-net.ne.jp/~kumasei/

成尾整形外科
http://naruoseikei.com/

九州記念病院等も脊椎外科専門で、有名です。

[176] 投稿者:muchy [九州] 投稿日:2001/05/29(Tue) 18:58
一応、2カ所ほど他院を受診しました。
一つはプールを使ってリハビリをしましたが、時間がかかるみたいで途中で辞めました。
もう一つは、とある大学病院で脊椎を専門としている教授に診て貰いました。
MRIでははっきりわからないので、ミエロ目的に入院を勧められました。
どこの病院も同じ所見だし、じっとして痛みばかりに集中するよりも、
気分を変えて働いてみようと思ったのです。

先週末から調子が悪く、昨日の入浴介助もたたり、今日は最悪。
昼休みを利用して、Epiをしてもらいました。
私の場合右下肢痛があるのですが、なぜかカルボカインを注入してしびれたのは左下肢。(以前にも一度、同じことがありました)
先生曰く、硬膜外腔には左右を分ける膜があるという説があるから、それかも・・・と言われました。
確かに、チュービングしたときも右寄りに入れてもらわないと痛みが取れなかったし・・・

あと、ルートブロックについてなんですけど、普通どの位の間隔で行うのですか?
主治医には2ヶ月空けないと・・・と言われました。
東先生でしたらどうされますか?

ルートブロックは、行ったことがありませんので、わかりかねます。
一応、このサイトは、一般の方に、麻酔をご理解いただくことを第一にしておりますので、あまり難しい問には、お応えできません。
muchyさんの腰痛も、なかなか難しい問題ですね。
やはり、文書では、コメントに限界があります。
お力になれなくて、すみません。


[175] 投稿者:muchy [九州] 投稿日:2001/05/28(Mon) 18:53
こんにちは。
私の場合、L4/5、L5/S1にヘルニアがあります。
4月の連休前には、S1のルートブロックと脱出している椎間板にそれぞれ加圧療法をしました。
効果はどれも今ひとつ。
今ではペインフリーになることを諦め、脳外・整形病棟で仕事復帰しました。

私がいろんな検査・治療を受けた中で、まだミエロをしていないのでどこが圧迫されているかわかりません。
整形の主治医は手術適応ではないといわれて、麻酔科で現在はフォローして貰っています。
内服では痛みが取れず、夜だけは眠れるようにとハルシオンを飲んでいます。(以前はロヒプノールでした)
勤務していると受診も出来ず、ただただ激痛を我慢するしかありません。

治療については、主治医と相談することが一番ということは判っています。
しかし、第3者として、何か良いアドバイスをしてもらえれば・・・っと思います。
宜しくお願いします。

大変ですね。
手術適応でなければ、場合によっては、サイバーナイフという手もあるかもしれませんね。
今年7月に熊本で脳外科の先生が、サイバーナイフ専門病院を開院予定です。
ホームページアドレスは
http://www.radiosurgery.or.jp/
です。
少しでも、ご参考になれば。
と思いましたが、サイバーナイフは、椎間板ヘルニアには、今のところ適応はなさそうですね。
今の病院以外の整形外科で脊椎専門の病院に、受診されるのも一つの方法かもしれませんね。
先生が替わると、見方も変わることがあるかもしれません。

[174] 投稿者:muchy [九州] 投稿日:2001/05/27(Sun) 18:13
初めまして。
私は腰椎ヘルニアで苦しんでいるナースです。
昨年12月に腰痛と下肢痛が出現し、入院して一通りの保存的治療をしました。
しかし、効果は今ひとつ。
Epiは3回したのですが、毎回始めは痛みがないのですが、1週間して抜去する頃には少しずつ痛みが戻ってきていました。
こういうケースって他にもあるんですか?
麻酔科の主治医にはめずらしいと言われました。
私の体はおかしいのでしょうか?

椎間板ヘルニアによる神経への圧迫状態等、病態が様々でいろんな方がいらっしゃいます。
硬膜外ブロックで一時的には、痛みがとまっても硬膜外ブロックをやめるとまた痛みがでる方もいらっしゃいます。
けっしてめずらしいことではないと考えます。
どうしても痛みがつよければ、整形外科を受診され
場合によっては手術が必要かもしれませんね。
主治医の先生とよくご相談ください。
muchyさんの体が、おかしいわけではありませんのでご安心ください。
ヘルニアの自然消退
http://www.chubu-nh.go.jp/ikyoku/case/hernia/hernia-2.html

http://www.mmjp.or.jp/ibarakiis/pldd.html
レーザーによる治療法等もあります。

[173] 投稿者:みみ [九州] 投稿日:2001/05/25(Fri) 14:18
東先生へ

お忙しい中、御回答頂き有り難うございました。
ずっと私の中で気になっていましたので、御説明を読み、ほっと安心致しました。また将来手術をするような時があったら目が覚めるのでは? と不安に思っていました。
いろんなケースがあると思います。医療に従事されている方のことを思うと、大変だな〜といつも感謝の気持ちでいっぱいです。でもなかなか質問ができなくて不安なまま過ごしていましたが、今回、東先生のHPに出会えて、また私の質問にも丁寧に回答頂いて、本当に嬉しく思いました。文献の方も参考にさせて頂きます。
どうも有難うございました。


[172] 投稿者:みみ [九州] 投稿日:2001/05/24(Thu) 13:23
東先生へ

初めまして。
お忙しいところ、済みません。
不安に思っていることがありまして、御質問させて頂きます。
1年前に腹腔鏡下胆嚢摘出術を受けました。
全身麻酔だったのですが、手術の途中で目が覚めてしまったのです。その時はとても恐ろしく、またお腹がびりびりと痛みました。しゃべろうにも口が筒のようなものでふさがっており、指先をばたばた動かして気付いてもらったように思えます。その後すぐに意識がなくなりました。このようなケースはあるのでしょうか? 
どうぞよろしくお願い致します。

麻酔科医としては、非常にお応えしにくい問題ですね。
あってはならないことですが、いろいろな条件が重なったとき、たまたまですが、まれに起こることがあります。
だだ、みみさんの体質のせいではありませんから、ご安心ください。
麻酔の量がたまたま、すくなかったのでしょう。
通常、腹腔鏡は、全身麻酔で行います。
また、筋肉を動かなくする薬(筋弛緩薬)も使います。

みみさんのお話ですと、手足が動いたとのことで
筋弛緩剤の効果がなくなり、追加投与の必要のなくなった時期、つまり
手術終了間際だったのではないでしょうか。
麻酔から覚醒させるために
この時期麻酔科医は、すこしずつ麻酔を薄くしていきます。
飛行機の着陸と同じで、手術が終わる時間をある程度予測して、手術が終わってから、すぐに目が覚めるように、だんだん麻酔を薄くしていくのです。
たまたま、麻酔科医が予測した時間より手術が若干延長した場合など、運悪く、患者さんが手術中に覚めてしまうことがまれにあります。
 こんなことが起きないよう、麻酔科医はいつも注意しているのですが、まれに「みみ」さんのようなこともおこりえます。
「術中覚醒」というキーワードで以下のように検索されますといろいろな情報が得られますので参考にしてください。
http://www.google.com/search?q=%8Fp%92%86%8Ao%90%C1&btnG=Google+%8C%9F%8D%F5&hl=ja&lr=
 
 また以下のサイトもご参照ください。みみさんと同様の経験をされた方のことが記載されています。
http://www.ne.jp/asahi/mori/takahiko/ESIA/ESjp9606.txt
今後、麻酔をおうけになられても、今回のようなことは、まずありませんので、ご安心ください。

[171] 投稿者:あかり [東海] 投稿日:2001/05/15(Tue) 13:55
5月10日に腰椎麻酔で手術を受けてきました。
感想は・・・「想像していたよりも痛くなかった」です。
2時間程度の手術だったのですがばっちり音は聞こえていてドリルで骨を削ってるのも解りました。
手術後も麻酔が良く効いてたのか?全然痛くなかったです。バルンの方が気になったぐらいですから・・・。
・・・が、術後2日目からもの凄い頭痛が始まりました。傷口より頭痛が痛くて痛み止めを飲んでいます。日にちが薬だからいっぱい水飲んでおしっこにしちゃってと言われて飲んでいます。
長いと2週間ぐらいは続くと言われてますが・・・水飲んでる以外にいい方法ありませんか?

そうですね。
発熱とか吐き気とかが特になければ、
もうしばらくこのまま様子をみるほかないかもしれませんね。
発熱とかあれば、まれですが髄膜炎の可能性も否定できませんの主治医の先生とよくご相談ください。
2週間以上頭痛が改善しないようなら、麻酔科を受診されてください。

[170] 投稿者:春の嵐 [関東] 投稿日:2001/05/14(Mon) 22:19
東先生

くどい質問にもご対応有難うございます。
少々しつこくなってしまい申し訳ありません。
整形外科の先生によくきくように致します。


春の嵐


[169] 投稿者:春の嵐 [関東] 投稿日:2001/05/13(Sun) 15:18
東先生

先般お世話になりました春の嵐です。その後、大親友は家業を継ぐこと
になりました。彼いわく、帯状疱疹の際の抗体価を図ったところ(何回
か図りなおしているらしく)、32でずっと推移しているようです。
私も先生がご参考くださいとのHPでよほどのことがない限り再発はないよとのことで、彼も一安心したようです。
そこで先生、質問なんですが、彼いわく、「嵐、この32はずっと継続
していくことになるのかな。その場合でも問題はないよな」とのことで
した。やはり、この32で継続しても問題ないんでしょうか。
これから家業を継ぐらしく、また友人のストレスがたまるのではないか
と心配しています。ちなみに今痛みはほとんどなく、メチコバールを
服用しているだけでした。

もう1点ですが、私の足痛もだいぶん楽になりました。主治医に確認したところ、「嵐がどうしても足の使いすぎで痛い」というのでステロイド(プレドニゾン)も混ぜて注射」したそうです。
この足の関節、おしりに打った神経ブロック(ガイソク神経???)
が劇的に効きました。そこで先生、質問なんですが、私もこれからの
人生を考える上で、
1)主治医いわく、ステロイドはあまり癖になるといかんから注射は
  頻繁にはできない。キシロカインがメインとのことですが、ステロ
  イド(プレドニン)の効果は絶大ですが、このステロイド注射の
  副作用、マイナス点というのはどんなものがあるのでしょうか。
2)ガイソク??ブロックはよく著効したのですが、キシロカインだけ
  ですとそんなに注射したも問題はないのでしょうか。
  
3)ふとももや関節のサポーターはやはりこういった痛みにはいいんでしょうか。

  まことしやかに先生、突然メールをしまして失礼致します。

 春の嵐   

1、http://www2.ocn.ne.jp/~kashin/Letscure/steroid_fukusayou.html
ご覧下さい。
また
http://www.google.com/intl/ja/
でステロイドの副作用を検索されるとたくさんでてきます。

2、前にももうしあげましたが、同じところに頻回に行うと、そこがさらに痛みの原因になることもあります。

3、よくわかりかねます。整形外科の先生にお尋ねください。

[168] 投稿者:けい [関東] 投稿日:2001/05/13(Sun) 12:32
ご回答有り難うございました。
勇気をだして、手術に臨もうと思います。
これからもこのHPで、楽しく勉強させて頂きたいと思っています。
また解らない事があったら、宜しくお願いします。


[167] 投稿者:久美子 [関東] 投稿日:2001/05/13(Sun) 01:19
先生、用件のみのぶしつけな質問に対して、早々とご返答くださいまして本当にありがとうございました。
適切なご返答といくつかの資料提供をしていただき、ありがとうございました。


[166] 投稿者:久美子 [関東] 投稿日:2001/05/12(Sat) 12:05
初めまして、イソフルレン吸入麻酔施行についての質問です。
マスク麻酔を行い、7フレンチネーガル挿入したところ、舌根沈下
を起こしたためネーガル拔去し、8.5cm経鼻挿管、自発呼吸
サーボ900cで、CPAP0cmとしました。

1)7フレンチネーガルとは、どのようなものですか?

既往症状:喘息中発作から縦隔気腫・皮下気腫高度上半身(陰のう)
まで気腹の存在があると思います。
バイタルサインは、下記の通りです
舌根沈下の際、HR49の心電図があります。
R30,HR100、BP176/104があり、R30の次にR16のグラフ
があります、BPの記入は上記数値の1時間後にR20、HR120、
BP144/90となっています。
up(++)→(+)、us(+)、ヘマス(+++)終日、MT1,100
TV260〜300→240〜260
上記麻酔開始は、昼12時です。ABGは20時45分
PH7,415、PCO241,5、PO2 96,1 HCO3 26,4 SAT97,4
O2 60% フォーレン1,5% 呼気延長 抹消冷感出現

発作は前回の入院(完治で10日)から5年ぶりの発作です。
17歳でスポーツマン
2)上記の状態から、心、肺の障害はどの程度起こされるのかを
  知りたいのです。
3)イソフルレン吸入麻酔中に自然気胸でR28、HR156、T38,4
  BP156/64ということです
自然気胸及び緊張性気胸の際の、ABG・血算・生化・バイタルサイン
等、詳しい資料、文献など教えて下さい。
乱雑な文になってしまって、申し訳ありませんがよろしくお願い
致します。

1,7フレンチは、管の太さを表しているのではないでしょうか。しかしフレンチサイズは、管の外側周囲の長さをmm単位で表しています。外周が7mmというのは、少しおかしいようですので、マギルサイズ(内径mm)と誤って記載されたのかもしれません。
ネーガルではなくて、ネーザルで、鼻から喉の奥に入れる管のことではないでしょうか。正確にはネーザル(経鼻)エアウェイといいます。通常、舌根が沈下して呼吸ができなくなった状態の時に鼻から入れて使用します。
http://www.jomon.ne.jp/~takeuchi/qq/9komoku/airway.html
に写真があります。

2、喘息の重積発作で、やむなく麻酔をおこなわれたのではないでしょうか。カルテをそのまま写されたような記述ですね。なにか問題になったのでしょうか。
よほどひどい喘息でないと、麻酔ガスを吸入させる治療は通常おこないません。
おそらく他の内科的治療で全く効果がなく救命のため、最後の手段として麻酔ガスを選択されたのではないでしょうか。
喘息の時は、気管が痙攣を起こしたようになり非常に狭くなります。
ですから、かなり圧力をかけないと肺がふくらみません。圧力をかけると、肺の一部には、気管が狭くなっていない所もあります。
そこにも他の部位と同様の強い圧がかかると肺が破れることもあります。
肺が破れると気胸がおこります。緊急の場合には、やむを得ないことかもしれません。
緊張性気胸は、発見が遅れると血圧が下がって危険な状態になることもあり、早急な対応が必要です。通常、胸の外から管を入れて、肺と胸壁の間の空気を抜きます。
通常ですと肺に開いた穴は自然に塞がります。
しかし強い圧で人工呼吸している場合にはなかなかふさがりません。
治療に難渋するところです。
施設によっては、血液を管で外にだし人工肺で血液の炭酸ガスをぬき酸素を供給する方法を行うところもあります。
この場合、患者さんの肺を一時的に休ませて、肺の回復をまつことができます。

文面からはわかりかねますが、お若いですので、肺の発作さえおさまれば、麻酔による障害はあまり考えなくてもいいのではないでしょうか。

3、
http://village.infoweb.ne.jp/~myvats/pneumothorax.htm
http://is.icc.u-tokai.ac.jp/~ohta1999/educ7.html
http://hypnos.m.ehime-u.ac.jp/rinma18/absJSCA/abstruct/0618.html
http://www4.ocn.ne.jp/~ochrs/shizennkikyou.htm
等をご覧下さい。



[165] 投稿者:けい [関東] 投稿日:2001/05/12(Sat) 02:15
はじめまして。
不妊治療を始めようと思っている31歳です。
7年前に外妊の開腹手術をしたので、腹腔鏡の手術をした方がいいと
言われました。
外妊の手術の時に、脊髄麻酔だったのですが臆病者の私は、ガタガタと
震えだしてしまって、眠ってもらおう!!と言う声を最後に、意識を失いました。その後、主人に聞くと、全身麻酔だって。という答え。
腹腔鏡は全身麻酔だったような・・・。
脊髄麻酔がすごく痛かったので、とっても怖いです。
腹腔鏡の手術では、どのような麻酔が考えられますか?
それにはリスクがありますか?
お忙しい所申し訳ありませんが、ご回答よろしくお願いします。

腹腔鏡の麻酔は、全身麻酔で行います。
傷そのものは、腹部に数センチのものが、2ー3カ所できる程度で、下半身麻酔でもできそうに思われます。
しかし、おなかにガス(炭酸ガス)をいれて、おなかをふくらませ、内臓とおなかの内壁の間にすすきまをつくります。
こうしないと内視鏡を入れても、よく見えないからです。
ですから、下半身麻酔では、患者さんは、とても苦しくて耐え切れないので、全身麻酔を行います。お腹の筋肉をゆるめる必要がありますので、筋弛緩剤というお薬も使います。呼吸も止まってしまいますので、人工呼吸が必要にないなります。この点も全身麻酔をせざるを得ない理由です。
リスクは、どんな医療行為にもあると考えてください。
腹腔鏡の場合、誤って、血管を傷つけ、そこに大量のガスが注入されると、血管がガスでつまり(塞栓症)、最悪の場合には、死亡することもあります。
また、血管そのものからの出血が止まらず、お腹をあけて止血しなくてはならない状況も生じます。
麻酔も、全身麻酔ですから、麻酔に関する危険もあります。
いまでは、技術も進み、手術中の監視体制もととのっていますので、あまりご心配なさらなくとも、いいのではないでしょうか。

[164] 投稿者:春の嵐 [関東] 投稿日:2001/05/08(Tue) 23:08
東先生

本当にご迅速な回答有難うございます。
先生もお体にご自愛くださるようお願い致します。
大親友も実家に帰るというてますし、私もそろそろ人生の転機を
迎えつつあります。
参考になりました、本当に有難うございました。

春の嵐から梅雨へ


[163] 投稿者:春の嵐 [関東] 投稿日:2001/05/07(Mon) 22:17
春の嵐

本当に有難うございます。深く感謝申し上げます。
友人も「痛みはほとんどなくなった。ただ硬膜外ブロックはやはり
こわくて痛かったよ。それ以上の痛み、死ぬほどの痛みだったけど
な」とのことでした。なんでも今はブロックは痛みがあればやると
いうかんじで通院しているようです。がやはりこれを機会に実家で
家業をやるようです。バブル崩壊後の人員削減で仕事が増大し
大変だったようです。ブロックでも局所麻酔とステロイドを併用
したといっていました。ステロイドの効果は急性期は抜群だった
と言っておりました。
そこで先生、春の嵐ならぬもうすぐ梅雨ですが、「帯状疱疹」は
特別な場合を除いて再発はないとのことだそうですが、本当に
そうなのでしょうか。大親友もそれを非常に心配しています。
つまりいたみが死ぬほど痛かったらしく、思い出しただけでも
四谷怪談だったというています。それと痛みがなくなればもう
ブロックは必要ないのか、それも友人はいっていました。なんでも
硬膜外ブロックを9回やったそうで。実際には5回ぐらいから
落ち着いたらしく今ではやっていないそうです。
大親友の話を聞きながら、私も実家四国に帰ろうかと目下模索中
です。ご多分にもれずバブル崩壊の人員削減で貧乏ひまなしです。
なんともしょうもない質問で申し訳ありません。

帯状疱疹の再発については
http://village.infoweb.ne.jp/~fwgf1006/utsumiTOPIC.txt.html
に記載があります。
1%前後の再発があるようですね。

[162] 投稿者:春の嵐 [関東] 投稿日:2001/05/05(Sat) 10:17
東先生

私の稚拙な質問にご回答頂きまして誠に有難うございます。
深く感謝申し上げます。私、欧州サッカーの大ファンでして、英国の
有名な選手でシアラーという選手がいるんですが、怪我が多くいつも
買う雑誌には「今回でステロイド注射は終わりにする。手術だ。」
といっていたのを思い出します。スポーツ選手は酷使の酷使です。
ついこの前ですが、ドイツのヤンカー選手は大事な試合に備えて
局部注射10本事前に打ったとのことです。
今回の東先生のご丁寧なリスポンスで、注射が今までの整形外科の
イメージからペインクリニックというイメージに大幅に変化しました。
でも先生、私の担当の先生も「嵐君、ステロイドはよほどのことよ。
通常はキシロカインだね」とのことです。
ちなみに東先生は、足の膝関節とか関節注射のご経験はいかがなんで
しょうか???もしよろしければ教えてください。
私なんか、シップはかぶれ、消炎剤経口は効果なかったし、注射が一番
効きました。足が痛いと会社に行く気持ちが萎えますので、本当によかったと思います。

もう1点ですが、大親友がストレスで背中に帯状疱疹が出ました。
私は文句なくペインクリニックにいけといいました。もうほぼ直り
かけて1カ月近くになるそうですが、初心時の抗体化(16、4倍)
であったそうなんですが、直りかけた今でも16あるといっています。
病気が治っても抗体価は変化ないんでしょうか。友人は34歳です。
死ぬほど痛みが一時ひどかったらしく、もう東京で仕事をやめて
実家の家業を継ぎたいといっています。

なんだかGW中にもしょうもない質問で申し訳ありません。
私はキシロカイン注射で随分と楽になりました。整形ではなかなか
打ってもらえず(レントゲン上何もないので)困りましたが、ペインの
先生は打ってくれました。未来ができました。

関節内注射は、整形外科の先生お任せして、自分ではほとんどしておりません。時々やることもありますが、整形外科の先生にアドバイスをいただいています。

帯状疱疹の抗体価は、IgMとIgGがあります。
IgMは抗原(ウイルス)刺激後1ー2日目で上昇して、4ー5日目でピークになりそれ以降はしだいに低下します。

IgGは、抗原刺激後1週間くらいから上昇しはじめ、その後長期に持続します。感染ごく初期には、IgGは低値でも、その2週間後もう一回計測してそのウイルスに対して特異的なIgGが4倍以上1回目より上昇してたら、そのウイルスに感染してるとほぼ確定できます。(ペア血清検査と呼ばれています。)
ですから1ヶ月経って、疱疹が直っても、IgG抗体価が高いままでもおかしくはありません。
ただ痛みが現在も強いのであれば、ペインクリニックを受診されることをお勧めします。痛みがなければご心配いりませんが、免疫力が弱っているときに罹る病気ですので、一度詳しく健康診断(人間ドック等)された方がよいかもしれません。

[161] 投稿者:春の嵐 [関東] 投稿日:2001/05/04(Fri) 21:44
東先生

GW中にもかかわらずご丁寧な回答有難うございました。
なんだか麻酔科が今まで以上に身近な存在になってきました。
トリガーポイント注射というのは、担当の先生に確認しましたところ
キシロカインとのことでした。何でも局所麻酔とかで、ステロイド
注射注ではないとのことでした。
そこで先生、今たとえば疼痛があるとしまして、程度にもよるんでしょ
うが、やはりステロイドのトリガーポイント注射というのはよほどの
痛みじゃないんと使わないのでしょうか。
おひまなときにご返事いただければ幸甚です。

難しいご質問ですね。
ステロイドを使うかどうかは、常に迷うところです。
まず局所麻酔でやってみて、だめならステロイドを併用することもあります。

[160] 投稿者:うり [関東] 投稿日:2001/05/02(Wed) 21:44
早速お返事くださり、有難うございました。
こんなにすぐに見ていただけると思ってなかったので感激です。
また、質問させていただきたいと思っております。


[159] 投稿者:うり [関東] 投稿日:2001/05/02(Wed) 14:19
吸入麻酔についてお伺いしたいのですが・・・笑気麻酔薬による問題点として閉鎖腔のある患者に笑気ガスを吸入させると閉鎖腔に笑気が移行して内腔が膨張すると文献にありました。質問1:高度な縦隔気腫・皮下気腫に対しても同様な作用があるのでしょうか?質問2:イソフルレン麻酔薬(エーテル型)でも笑気の使用と同様の閉鎖腔の膨張があるのでしょうか?教えください。お願いします。

1、やはり笑気は避けるべきでしょうね。
  気腫が拡大することがあると考えます。

2、通常はないと考えます。心臓手術の麻酔の際には、人工心肺を使う時に小さな気泡がどうしても血液中にはいります。笑気を使うと、この気泡が大きくなり血管の閉塞を起こすことがあります。 ですから心臓手術で人工心肺を使う場合の麻酔には、笑気は使えません。
 一方、イソフルレンは、このような作用がないため、心臓手術にも使用されることがあります。

[158] 投稿者:春の嵐 [関東] 投稿日:2001/05/01(Tue) 19:44
東先生

GWにもかかわらず迅速なご返事有難うございます。
注射には注意が必要な点十二分に理解いたしました。
ただ先生、思いますにこういった足なんかの注射になりますと躊躇
するお医者さんが多いような気がします。私の場合もいろいろ治療
してみた結果、だめでお願いしたんですが、先生によっては「一時的」
とか「痛い反面それなりの効果がどうか」ということでなかなか注射に
踏み切る先生が少ないように思います(私が関西出身で小さいころ
なんかやたらに打たれた記憶がありますが)、特に東京は。
なんかトリガーポイント注射やブロックていうんですか、これをあまり
多用しない麻酔界の掟みたいなものがあるんでしょうか???
おひまなときで結構ですので教えてください。
肝心の注射ですが、思ったほど痛くはなかったです。

春の嵐

地域差でなく、個人差ではないでしょうか。
治療される先生の方針がいろいろ違うのではないでしょうか。

やはり今は、医療訴訟も多く、効果的ですがあまり侵襲の強い治療法より、効果は小さくてもより合併症の少ない治療をまず選択するようになっていることはしかたないことですね。

[157] 投稿者:yuki [近畿] 投稿日:2001/04/29(Sun) 19:50
先日は回答ありがとうございました。
また新たに質問させていただきます。
1、全身麻酔をかけて手術をうけた患者さんがいました。
  鎖骨骨折があり前回ピンを入れたのですが感染兆候が見られたため
  今回抜釘することとなりました。術後覚醒状態も良好です
  バルンカテーテルが入っていましたがかなりバルン不快があり
  バルン抜去を強く希望されていました。左の鎖骨のOPでしたので
  利き腕を使用し採尿できると考えたためバルンは抜去しました。
  全身麻酔のときはバルンカテーテルが必ず留置されてきますが
  術中出血量やバイタルサイン、患者の覚醒状態をみて判断し
  抜去できると考えたら抜去してもいいのでしょうか?
  全身麻酔で帰室したら翌日の朝まではほとんど留置しているのです
  が?
2、OP前に硫酸アトロピンの筋肉注射をDr.の指示で行いますが
  OP室のまえで衣服を全部脱いでもらうときに寝たままでなかなか
  脱げないとき少し体をおこして脱いでもらっていましたが
  前に、注射をした後は体をおこしてはいけないといわれました。
  硫アトを注射した後は、体を起こさず臥位のままのほうがいいので
  しょうか?またなぜ、そうなのでしょうか?
  どうぞよろしくおねがいします。

1、全身麻酔だからといって、すべてバルンカテーテルを入れるとは限りません。短時間の手術(1ー2時間程度の手術)で、術後ご自分で排尿可能な方は入れないようですね。病院の先生の方針があるので何ともいえませんが、やはりバルンは、不快であり、膀胱炎の原因にもなりますから、可能であれば、いれないほうがいいのではないでしょうか。

2、最近では、硫アトを術前に注射しない施設も多いようです。
  注射した後、身体を起こさないようにするのは、例えば鎮静剤などを注射したあと、身体を起こすと、自律神経の働きが少し鈍くなっているため、血圧が下がったりするからでしょう。硫アトの場合は、むしろ血圧の低下は起きにくいので、あまり心配しなくてもいいのではないでしょうか。

[156] 投稿者:春の嵐 [関東] 投稿日:2001/04/26(Thu) 22:47
東先生

本当に有難うございます。以前は注射を好きではなかったのですが、
今回の痛み緩和で大幅にイメージが変化しました。担当医師に確認
したところ、やはりトリガーポイントいうことでした。
プロ野球選手のように右肩をガンガン職業上使用する人はマッサージや
鍼だけでなくやはり注射もしているんでしょうか??
なんかしょうもない質問でたびたびすいません。足とか手はやはり
普段使用しているだけに、私の先生も注意深く注射しましたが、
なれているせいか、うまい技術をもっていました。
やはりこういう普段使う部位の注射は肩なんかと違って難しいんで
しょうか??足とかは??

どこの部位でも注射には注意が必要ですね。
特に関節内に入れる注射の場合、キチンと消毒をし清潔にやらないと関節内が化膿したりするので、より注意が必要です。

[155] 投稿者:春の嵐 [関東] 投稿日:2001/04/23(Mon) 22:15
東先生

迅速なご回答有難うございました。
仕事がら歩くことがおおいため、安静やホットパック、消炎剤だけでは
どうしても痛みをとることができず、注射にOKした次第です。
先生、やはり注射というのはどうしてもやむをえない、たとえば仕事や
日常やむを得ない場合だけなのでしょうか。
やっぱり頻繁に注射すると局部が固くなったりして弊害があるんでしょうか。なんだかしょうもない質問で申し訳ありません。

そうですね、やはり注射は、針を身体に刺す行為ですから、飲み薬や、貼り薬に比べ刺激が強いですね。
ただ注射も場所を変えたり、ある程度間隔をあけて注意して行えば、それほど問題になることはありません。

[154] 投稿者:春の嵐 [関東] 投稿日:2001/04/22(Sun) 21:02
東先生

初めておたより致します。仕事が繁忙で足をよく使ったため、両足とも
特にひざうえ付近が痛くなりました。整形外科にいって、温熱・
ホットパック・消炎軟膏などを塗りましたが全然効果がなかったので
ペインクリニックにいったところ、「それでは注射をしましょう。
ということでふとももの右横に注射をしたのですが、これが実によく
効きました。完全とはいえませんが、すぐ歩くと疲れていたのですが
ほとんど取れたのです。
これって、やはり局所麻酔薬を注射したことになるんでしょうか?
また効果は一時的なのでしょうか?今注射後2日ですが、まだ効果は
持続しています。
また注射のマイナス面などもありましたらご教示願います。

春の嵐

トリガーポイント注射と言われるものだろうと思います。
患者さんが痛いと訴えられるところに局所麻酔薬を注入します。この注射で、局所麻酔薬の作用がなくなってもずっと効果がつづくこともあるようです。
注射はなるべく避けたほうがいいのでしょうが、
やむをえず行うこともあります。
しかし、通常1,2回程度の注射であればあまり問題はないのではないでしょうか。

[153] 投稿者:あかり [東海] 投稿日:2001/04/17(Tue) 01:26
お返事ありがとうございました。
どの麻酔になるのかな?っと思いつつHPを眺めていたので、コレからは脊椎麻酔の所を主に読んでいけばいいのだと解って助かりました。
ある程度予備知識を持ってから麻酔科の先生の話を聞こうと思いまして・・・
こんなにうるさいと鎮静剤で眠らせちゃうぞっと言われたりして・・・

先生達とお話をさせて貰って、納得して・信頼してお任せして来ようと思っています。ありがとうございました。


[152] 投稿者:あかり [東海] 投稿日:2001/04/16(Mon) 17:04
はじめまして。
連休明けに足の指の付け根にある骨腫瘍の掻爬&生検&人工骨移植の手術を予定しています。
コレから麻酔科の先生ともお会いすることになると思うのですが、持病に軽い喘息と肝機能障害(去年の冬に入院・たぶん薬剤アレルギー性とのことです)があります。
おまけに?2月に流産の手術を受けたのですが静脈麻酔でしたけれど2時間も起きずにいました。他の人は車椅子で戻って来るらしいのですがストレッチャーで運ばれました。PICUに入ってました。
整形外科&麻酔科&呼吸器内科&産婦人科&消化器内科と全部同じ病院ですが注意することやお話ししておくと良いことなどありますか?
麻酔の種類はどれになることが多いのでしょうか?

 麻酔法は、おそらく脊椎麻酔(背中から小さな針を刺して脊髄の近くに薬をいれ下半身が麻痺します。)で行われるのではないでしょうか。
 手術時間が長いなら(1時間以上?)、手術中は鎮静薬で少し眠っていただくかもしれませんね。
 喘息や肝機能障害の情報を事前に麻酔科医が知っていれば、喘息や肝障害を起こす可能性のある薬剤は避けてくれるでしょう。
 ご不安な点や、合点がいかない点は、遠慮なさらず主治医の先生や麻酔科医に質問され十分ご納得された上で手術に臨まれてください。

[151] 投稿者:yuki [近畿] 投稿日:2001/04/12(Thu) 22:53
全身麻酔のあとなぜか酸素投与が4L40%3時間なのです。
意味があるとは思うのですがなぜかわかりません。

手術直後は、痛みや麻酔薬の影響のため、呼吸運動が抑制されやすく、低酸素状態になる場合があるためではないでしょうか。高濃度酸素を長時間与えることは、身体に害があることがわかっていますので、40%程度の酸素濃度にしてあります。

[150] 投稿者:yuki [近畿] 投稿日:2001/04/12(Thu) 22:37
はじめまして
整形ナース3年目です。下肢痛で硬膜外ブロックを受ける人が多いのですが一回で効果のある人もいますが、ほとんどの人は数回繰り返して
いるようです。おまけにブロックをしても効果のない人もいます。
この違いはどうなのでしょうか??
よろしくおねがいします。

おなじ下肢痛でも、原因は様々です。椎間板ヘルニアがあり炎症が重なって痛みがある場合には、同部位への硬膜外ブロック(局所麻酔薬とステロイドを併用)で腫れがおさまれば、1回のブロックで効果がある場合もあります。
 このヘルニアがひどくなれば、硬膜外ブロックを何度やっても、一時的しか鎮痛できず、場合によっては手術が必要となります。
 その他、腰痛には、様々な原因があり、治療法も異なります。ブロックの効果は、原因疾患によって大きく違うことをご理解ください。

[149] 投稿者:さくら [関東] 投稿日:2001/04/12(Thu) 16:50
お早いお返事、ありがとうございます。
気にかけていた心配材料が少しでも早くとることができて、精神的に落ち着きました。私はインタ−ネットは今までメ−ル程度でしたので、
このようなHPに出会えて、質問をする利用法は初めてでしたが、
とてもタメになりました。これからもお忙しいかとは思いますが、
不安をかかえる一般人のためにも、どうか末永く続けて下さい。
ありがとうございました。


[148] 投稿者:さくら [関東] 投稿日:2001/04/11(Wed) 19:34
麻酔とはいっても、超一時的な麻酔の影響についてお伺いします。

眼科にて眼圧を手動ではかる際に、目の玉に目薬の麻酔を入れて測定しました。

妊娠しているか、との問いに、「いいえ」と答えてしまいましたが、

可能性がなくなかったので心配になりました。

あと1週間もすれば、妊娠検査薬で反応が出るだろう(高温12日目)という段階なのですが、@るのでしょうか?

あるとすれば、どんな影響ですか?

目の表面を麻酔する程度の少ない量の薬剤では、胎児への影響はほとんどないと考えられていいでしょう。

たた麻酔薬に対するアレルギーとかがあれば、ジンマシンがでたり、血圧が下がったりして、胎児に影響するかもしれません。

[147] 投稿者:てすと [北海道] 投稿日:2001/03/23(Fri) 15:10
てすと


[146] 投稿者:山本裕子 [北陸] 投稿日:2001/03/13(Tue) 19:26
不整脈の薬、アンカロンを1日2錠服用中、その副作用として甲状腺の薬、チラージ
ンを1日2錠服用しています。美容外科で、目の下の小じわをとるための手術をした
いのですが、部分麻酔として、キシロカインを使うそうです。以前、不整脈をおさえ
るために、キシロカインを2ヶ月間ぐらい点滴した事があります。キシロカインを使
って、手術をしても大丈夫でしょうか?現在、43歳、2月の検査では、不整脈は1
日9回出ていました。

たぶん大丈夫と思いますが、念のためアレルギーのチェック(皮内テスト)をあらかじめ受けられた方がよいかもしれませんね。
不整脈の種類にもよりますが、一日9回程度であればご心配いらないと思います。
ただ局所麻酔薬にふくまれることがあるエピネフリンという薬剤は、動悸の原因にもなりますので注意が必要かもしれません。
主治医の先生と、現在服用されている薬剤のことも含めよくご相談ください。

[145] 投稿者:ららら。 [九州] 投稿日:2001/03/13(Tue) 11:27
ありがとうございました。 OP勤務の経験がなく、なんとなく・・でしかイメージ
していないところがあり。。これからは、もっと深く関連付けのできる看護ができ
るよう、よりいっそう勉強していきたいと思います。 文献で悩んだ時は、また
よろしくお願い致します。

今後ともよろしくお願いいたします。

[144] 投稿者:ららら。 [九州] 投稿日:2001/03/12(Mon) 22:25
麻酔中の事でお聞きしたいのですが。麻酔中は、副交感神経が優位なのですか?
・・と、すると、腸はよく動いている状態になっている??のですか?それとも、
機械的な刺激によって麻痺する方が先になってしまっているのでしょうか・・?
今さら、こんな事をお尋ねしている自分は7年目の看護婦です、すみません。。

麻酔薬の種類によって自律神経への影響は微妙に違うようです。
ふつうの吸入麻酔による全身麻酔の場合、開腹時の腸管の動きを直接みた感じでは、腸管の動きは抑制されているようです。
ただ硬膜外麻酔を併用した場合には、交感神経が抑制され相対的に副交感神経優位となるためか腸管の動きは活発になります。
この作用を利用して、術後の腸管の癒着を防止する試みもなされています。

[143] 投稿者:ソース犬 [関東] 投稿日:2001/03/12(Mon) 01:44
早速のご回答、本当にありがとうございます。
おかげさまで、少し気が楽になりました。
「局所麻酔に対するショックと全身麻酔はあまり関係ない」ということが
判っただけでも、とても安心致しました。
ただ、「現在他の病気を持たぬ人に比べ、リスクファクターが多い。」という事は
充分認識しました。
あとは、主治医の先生と麻酔科の先生に、申し訳ないですが「納得の行くまで
お話を聞いてみよう。」と思います。
明日の朝、入院させます。
いろいろとありがとうございました。
手術の前に、また何か疑問な点が出てきたら質問させて戴くかも知れません。
(もちろん、まずは主治医や麻酔医に聞きますが…)
その際には、よろしくお願い致します。

でも、ホントにこういうホームページがあって良かったです。
きっと、私の様に「様々な不安を持つ患者さんやご家族」は全国にたくさん
いらしゃることと思います。
「このページの存在をもっともっと知らしめる良い方法があるといいなぁ。」と
思っております。
ありがとうございました。

またなにかありましたら、いつでもどうぞおいでください。

[142] 投稿者:ソース犬 [関東] 投稿日:2001/03/11(Sun) 01:14
「局所麻酔のショックと全身麻酔」についてお伺いしたいです。
母(75才)が「乳がんstage3b」と診断され、手術を受けられるかどうか?…。
というのも、私をお産した38年前、帝王切開のために局麻でショックを起こし、
急遽、全身麻酔に切換えたそうです。おかげで私は仮死状態で生まれたようです。
それ以降、抜歯の際も大学病院にて「笑気麻酔」を使用した際も、いわゆる
「過喚気症候群」になってしまい、大変な思いをした記憶があります。
それなのに、過去4年ほど前に、白内障・角膜移植の手術をした際は、
すべて「点眼麻酔」のみで行い、何ともありませんでした。また、角膜移植後に
接触事故に遭い、救急病院にて「虹彩の部分切除および再縫合」の手術を
受けた際には、「球後麻酔と首に局麻」を施されたのですが、その時は何ともなく
ショック状態には至りませんでした。この状況を考えると、私の”素人考え”では
いわゆる「トラウマによる不安神経症のような不安発作かな?」とも思えます。
しかし、ホームドクターが今回入院する病院の医師に出した”紹介状”には、
「局所麻酔剤に対するショック既往歴あり」と明記されていたようです。
そこで、乳腺外科の主治医は「全身麻酔が可能ならオペをしましょう。」という
ことになり、循環器医の併診を受けました。
循環器科の通院検査では「心エコー」のみしかしておりませんが、
医師の話では「多分、全麻をかけられそうですね。」とのお話でした。
ただ、これだけの検査で判断できるのでしょうか?疑問です。
もちろん入院後に詳しい検査もして戴けるとは思っていますが…。
”局麻に対するショック”については「脳の反応の問題もありますから…」と
おっしゃっていましたが、そういう事ってあるのですか?教えてください。
母はもともと「本態性高血圧」といわれ、20代からずっと高血圧です。
最高血圧は平均して190〜200あり、下は100以下です。また2年前には「脳梗塞」
を患い、今は社会復帰できておりますが、右麻痺が少しだけ残っております。
さらに、昨年から関節リューマチも発症しており、もう可哀相なくらいです。
「高血圧と全身麻酔」についても心配で仕方ありません。
これらの状況を全て考えると、「果たして安全に手術を受けることが出来るか?」
家族としては心配で仕方ありません。「手術自体を受けることが出来るのか?」
とも思っています。乳腺外科の医師は「全麻が無理なら、放射線療法にするしか
ないですが、進んでいるので全病巣をつぶすことは難しいでしょう」との事。
「何とか手術を受けて、可能な限り完治に向けて前向きに取り組みたい。」という
のが、我々家族の想いです。
これだけの情報では、判断もされかねると思いますが、
どうなんでしょうか?母は、安全に手術を受けられるのでしょうか?
あと、「麻酔に対するショック」は大丈夫でしょうか?
高血圧は?脳梗塞の既往歴は?リューマチは?麻酔に影響しますか?
先生のご意見をお聞かせ頂ければ幸いです。
セカンドオピニオンとしてのご意見もあればお聞かせくださいませんか?
長々と申し訳ありません。3/12には入院させますので…。
よろしくお願い致します。







75才と少し高齢であり、脳梗塞、リウマチ、高血圧があり、これらのすべてが全身麻酔を行う場合に影響します。ですから、若くてこれらの合併症のない方に比べ、当然、麻酔や手術の危険は大きくなります。
乳ガンの場合、通常全身麻酔でおこないますので、局所麻酔が合わなくても、この点に関しては、問題ないと考えます。

麻酔専門医がいる病院であれば、手術の前に麻酔科医が必ず、患者さんを診察し、術前検査をチェックし、問題点や、足りない検査があれば主治医に連絡するはずです。
年齢や血圧、脳梗塞、リウマチ等の影響等も十分考慮した上で、全身麻酔に使う薬剤や用具を選択し、もっとも安全な麻酔を行ってくれます。

術前検査には、血液検査やレントゲン、心電図等が基本的に含まれていて、必要があれば「心エコー」等を行います。おそらく基本的な術前検査に加え「心エコー」が行われており、主治医の先生は慎重に対応されていると考えて下さい。

今は、器具も心電図や血圧等のモニターも進んで、麻酔はかなり安全になってきています。 よほどの重大な合併症(心臓の動きが悪い、肺の機能が極端に低下している等)がなく、かつ麻酔専門医が行う麻酔であれば、ほとんど問題ないのではないでしょうか。

ご心配なら、手術の際に、担当の麻酔科医に御納得のいくまで率直にお聞きになられることをお勧めいたします。

>”局麻に対するショック”については「脳の反応の問題もありますから…」と
>おっしゃっていましたが、そういう事ってあるのですか?教えてください。

上記に関しては、良く分かりかねます。脳の反応ですか????

[141] 投稿者:MM [関東] 投稿日:2001/02/08(Thu) 17:19
はじめまして、今日、偶然このHPを見つけました。
私は、矯正歯科医をしております。恐縮ですが、知人(女性 20代前半)の病状に
ついて、お聞きしたいので、よろしくお願いします。
 本人が、学生時代(2年ほど前)に、技師の採血ミスにより、左腕がCRPSに
なりました。症状がでた日(採血当日)の翌日には、すぐ治療を開始することにな
りました。皮膚温下降、関節可動域制限、疼痛異常が生じ、約3ヶ月入院しブロッ
ク、ケタミン療法など行い、現在は、週1から2回、星状神経ブロックと理学療法
を併用しています。あるていど、改善してきていますが、やはり、ブロックを中断
したり、間隔が空いてしまうと疼痛が増すそうです。さらに関節可動域制限、時折
の皮膚温下降、疼痛、接触感覚異常があります。また、星状神経ブロックは、長期
化して瘢痕化してくると余計に入りにくくなるそうですね。
 ある程度、支障なく生活できるようになってきたそうですが、「完治はむずかし
いかも・・」と言われたそうです。本人も(私も)、教科書的なことですが、CRPS
について、すこし調べて、難治性疾患であることは、認識しております。
では、質問させていただきます
 1.正直なところ、完治した症例はあるのでしょうか? 
 2.難治性でも、少しでも良くなる方法(民間療法など)は、ないでしょうか?
 3.東洋医学(漢方、気孔、お灸など)などで効果的な方法はないでしょうか?
 4.本人は、治療が長期化すると、妊娠したときの影響・治療はどうなるのか?
   気になるそうです。
 本人も医療従事者なので、手が使えないと非常に困るそうです。CRPSなった
当時、半年しても、突然、うずくまって激痛のため震えてる彼女の姿が忘れられま
せん。昔からの知人として、何か力になってあげたいのですが、全くの専門外なの
で・・・・・ご相談しました。
長くなりましたが、何か情報があったら、是非、お教えください。よろしくお願い
します。
 
 

1、症例にもよりますが、完治することもあります。
2、民間療法については、わかりかねます。
  (だた現代医学では、どうにもならない痛みに対して、国際色彩診断治療研究会というカラーシールで治療をおこなうところもあります。
  アドレスは
http://www.include.ne.jp/kashima
です。)


3、漢方薬が効果あることもあります。漢方の専門医にご相談されてみてはいかがでしょうか。

4、妊娠に直接影響することはないと考えますが、ストレスにより痛みが悪化する可能性はあります。

 星状神経節ブロックですが、最近では同部位に注射でなくレーザー照射で治療することもできます。
注射に比べ侵襲がすくなく、長期間の治療には適しているのではないでしょうか。
 レーザーで星状神経ブロック(照射)治療をおこなっている施設を主治医の先生にご紹介いただくのもひとつの手かもしれません。

[140] 投稿者:整形ナース [関東] 投稿日:2001/02/07(Wed) 00:23
私は整形外科で働いていますがひとつ疑問があります。それは大腿部頚部骨折のオ
ペがかなり多い整形ですが、うちの病院の場合全て全麻でやっています。かなりの
高齢の患者でも全麻です。これって不思議でしょうがないんですよね。ルンバール
で十分だと思うんですが・・・・・ また麻酔中はなんで血糖値があがるのです
か、教えてくださいませ。

現在の麻酔料金(保険点数)の問題が大きいかもしれません。

平成10年4月版では、麻酔料金は以下のようになっています。
 全身麻酔:2時間まで5930点(59300円)、以後30分ごとに600点(6000円)
 硬膜外(頚、胸部):2時間まて1500点(15000円)、〃750点(7500円)
 硬膜外(腰部):2時間まで800点(8000円)、〃400点(4000円)
 硬膜外(仙骨部):2時間まで340点(3400円)、〃170点(1700円)
 脊椎麻酔:2時間まで850点(8500円)。以後30分毎に127.5点(1275円)です。
 
 つまり全身麻酔ですと、6万円程度かかりますが、脊椎麻酔(ルンバール)だと8500円となるわけです。
 もともと脊椎麻酔(ルンバール)は、麻酔科医以外が行うことが多かったので、全身麻酔に比べ、脊椎麻酔がこんなに安い料金になってしまったのでしょう。
 しかし、現在では、全身麻酔ではできないような状態の悪い患者さんも、ルンバールでなんとか、麻酔することもあり、全身麻酔よりテクニックを要し、大変なこともあります。
 一方病院経営の面では、脊椎麻酔を専門の麻酔科医を雇って、麻酔をおこなうと、まったく赤字になってしまい経営が成り立ちません。
 全身麻酔より、ある面では高度な専門的テクニックを要するルンバール(脊椎麻酔)が、信じられないくらい安い料金設定になっているという矛盾があるのです。
 ですから、ルンバールで十分と思われる症例でも、全身麻酔がおこなわれるのかもしれません。
 またこのため脊椎麻酔は、麻酔専門医以外が行わざるを得ない状況も生じ、場合によっては、麻酔事故の原因ともなっています。
このあたりの事情は、当ホームページの
http://higashi.org/suwasab.htm
に詳しく述べた一文がありますのでご参照ください。
 
 もちろん患者さんのご希望や、手術中の負担を考慮してルンバールに全身麻酔を併用したり、または全身麻酔だけで麻酔をおこなうことも多いのではないでしょうか。
 
 どのような麻酔方法をとろうと、専門の麻酔科医が麻酔をおこなえば、麻酔料金が同じになるようなシステムにならなければ、現在の矛盾は解決されないでしょう。
 そうなれば、本当に患者さんにあった麻酔が、もっと自由に選択できるようになるのではないでしょうか。
 
 血糖に関しては、よくわかりませんが、ストレスや、麻酔中に糖分を含む輸液が多くはいるからではないでしょうか。
 

[139] 投稿者:関東の女子高生 [関東] 投稿日:2001/01/31(Wed) 13:56
ほぉ・・・。なるほど。
お返事有り難うございました。感謝、感謝!
補聴器を使用しているので、参考にしてみます。
少し、安心しました。今から心配しちゃって・・・(汗)
それぐらい、怖い・不安なんです・・・(汗)
全麻なんて、10年以上も昔なので、さすがに・・・(笑)
ありがとうございました。


[138] 投稿者:関東の女子高生 [関東] 投稿日:2001/01/30(Tue) 15:23
お久しぶりです。
えーとですね・・・、来月あたりにまたまたオペすることに
なっちゃったんです。整形外科関連ではなく、ペインクリニック関連の
オペです。多汗症の・・・、交感神経切除手術なんですが、
全身麻酔でのオペなので、そのことで質問したいと思います。
オペ後のことで心配があるんです。オペ後、ナースが患者に声を
かけながら、患者が目を覚ますのを待つ・・・とよく聞くんですが、
私、耳が聞こえない(難聴)ので、そういうときは、代わりに
叩かれるんじゃないかな・・・?と思うんですが。以前、全麻でオペした
経験がありますが、そのときは、1日以上、ずーーーーーーーっと
起きないまま寝てました。どうなんでしょう???

耳の聞こえにくいかたの麻酔は難しいですね。
麻酔を覚ますときも、ふつうのかたでしたら、耳元で「手術が終わりましたよ。」とか、「目を開けて下さい、手を握って下さい。」とか声をかけるのですが・・・。
耳の悪い方ですと、すこし軽く肩をたたいたりするかもしれませんね。
以前は、無理矢理、目を開けるまで、刺激することするもありましたが、
最近では、あまり無理に刺激せず、なるべくおだやかに覚醒させるようになってます。
ですから、今度の麻酔もあまりたたいたりされず、以前の全麻と同様に、ある程度眠られたまま(安全を確認した上で)、病棟にいくかもしれませんね。
補聴器が使用できれば、麻酔のはじめや麻酔の終わりに装着していただき、声をかけることもあります。

[137] 投稿者:しま [関東] 投稿日:2001/01/29(Mon) 01:22
本当に素早いお返事有難う御座いました。あのお返事を頂いたので、親族の神経内
科医に電話で聞いてみたり赤十字病院勤務の友人に患部を見てもらったりして、ど
ちらからも時間の経過が必要と言われたので待ってみました。あれから2週間が経
過して大分痛みがひきました。触ると痛いですが、治りの途中だなと言う感じがし
ます。就職活動まで後2週間ほどあるので、もうちょっと安静にしていようと思い
ます。私の主治医の方は非常にむら気の人で、処置中に「今日は何でもがちぐはぐ
だ」とか、不安で質問してるのに「人間のやることなんだから間違いはあります」
とか言ってくるので、全く信頼が置けなくなってしまったのです。でも、こちらで
親身なお返事をいただけたので、本当にうれしかったです。先生は選ばなきゃな、
と言うのが今回得た教訓です。ご親切有難う御座いました。


[136] 投稿者:そら [関東] 投稿日:2001/01/25(Thu) 10:29
おはようございます。
さっそくご回答いただきまして
少し安心しました。
ありがとうございました。



[135] 投稿者:そら [関東] 投稿日:2001/01/24(Wed) 11:46
はじめまして。
28歳のOLです。
いま脇の脱毛のために
都内の形成外科で脱毛を行っています。
まだ一度だけですがその時にどうしてもギモンがのこり
こうして掲示板に書き込む次第です。

ここでは脱毛時の痛み緩和のために
脱毛部分に麻酔を打つのですが
それが片脇に20ヶ所くらい打ちます。

しかし両脇になると合せて50ヶ所くらい打つので
これが恐くて仕方ありません。
大体両脇で2時間ほど脱毛してます。
(脱毛は絶縁針を使った電気脱毛です)
それ以来通っていないのですが
こんなに打って人体に影響はないのでしょうか?

麻酔といったらいままで歯医者で2ヶ所くらいを打ったこと
くらいしかなくとてもシンパイです。

最初に行った時から二ヶ月が経過していますが
外見にも自分の体にも特に問題は見られません。
あと2回ほど通うようにと言われているのですが
できれば麻酔は使いたくありません。
このまま麻酔をつかっても大丈夫なのでしょうか。
ご回答よろしくお願いします。

表面にうつ局所麻酔ですので、あまり心配いらないと考えます。
手術をされる先生が、なるべく痛みを感じないよう努力されている結果だとおもいます。
麻酔がなければ、とても痛くて大変です。
今回のような局所への浸潤麻酔に関しては、それほど神経質になるご必要はないのではないでしょうか。

[134] 投稿者:しま [関東] 投稿日:2001/01/16(Tue) 11:22
はじめまして。
大学病院で、1月10日に陥入爪の処置をいたしました。そのとき局部麻酔をしま
した。両足の親指2本の爪の両脇計4箇所を、切除しました。
局部麻酔として、親指の付け根の所4箇所ずつに合計8回の麻酔注射をうけました

傷口の回復が良好で、5日目にして右足の痛みはまったくありません。
しかし左足の痛みが激しく昨日病院に経過を見せに行ったら、「麻酔した時神経を
痛めたのかもしれない。ので、数週間様子を見てまだ痛いようだったら、科を変え
て診てもらうことになります。ではまた来週来てください。」といわれてしまいま
した。
確かに麻酔針の入ったあたりを触ると、爪の下まで針が通り抜けるような痛さがあ
ります。何もしなければまったく痛みはありません。
指を動かせますし指の先の感覚もあるのですが、触れただけでも痛く、足を引きず
って歩いている状態です。
どう対処したらよろしいのでしょうか?
また神経を傷めてしまったなら、どれぐらい治療するのに時間がかかるのですか?
別のお医者様に診て頂いたほうがよろしいのでしょうか?
1ヵ月後からの就職活動が控えているので、すごく心配になってしまって、今回質
問させていただきました。
心配で心配で、、、

早めに一度麻酔科のペインクリニックを受診されることをお勧めします。
RSD(反射性交感神経ジストロフィー)やカウザルギー(灼熱痛)と言う難治性の痛みになる可能性もあります。
早期治療が一番ですので、早めに受診された方がよいかもしれません。
麻酔科で心配ないといわれましたら、そのまま様子をみてよいのではないでしょうか。
このホームページの質問集にもRSDについて少し書いていますので御参照ください。

[133] 投稿者: [関東] 投稿日:2001/01/12(Fri) 23:18
悪性過高熱についてのHPについて教えて頂いてありがとうございました。
勉強になりました。(難しかった…)
これからもいろいろ参考にさせていただきます!

今後ともよろしく御願いいたします。

[132] 投稿者:リボン [東海] 投稿日:2001/01/12(Fri) 21:12
4時間後・・・治りました。
すみませんでした^^;あせりました^^;;;

よかったですね。
まれに注射で神経そのものを傷つけることもあり、この場合回復は、かなり時間がかかります。
とにかく、よかったですね。

[131] 投稿者:リボン [東海] 投稿日:2001/01/12(Fri) 18:57
歯医者さんで奥歯の治療のために麻酔をしました。それからもう3時間以上
たって、ほとんどのしびれはとれたのですが、なぜか、鼻とのどのつながって
いるところが感覚がおかしいのです。話をしようとすると、鼻から空気が
ぶーぶー(変な表現ですが^^;)と音をたてて鳴ってしまうんです。
時間がたてば治りますか?口の中はもうしびれていないのですが・・・
なんかいらいらしちゃいます・・・教えてください。


[130] 投稿者:まいこ [近畿] 投稿日:2001/01/11(Thu) 23:39
はじめまして。突然ですが、薬科大学にいってる彼氏が実験のときに
クロロフォルムと、メタノールと、水を30:10:1で、混合したものを蒸発
させて、1日置いといたものをを微量ですが吸ってしまって、
息を大きくすると肺が痛いと言って、心配なんですが、
大丈夫なんですか?

すいません。
経験も知識もなく、お応えしようがありません。
微量ですから、クロロホルムもメタノールも問題ないと考えますが
ご心配なら、内科を受診され、胸部レントゲンでもとられたらいかがでしょうか。

[129] 投稿者:K大医学部生 [九州] 投稿日:2001/01/10(Wed) 19:47
はじめまして。某K大学医学部の学生です。
最近世間を騒がしている筋弛緩薬を使った殺人事件についてです。
ある新聞で「筋弛緩薬を大量投与すると呼吸中枢が麻痺して呼吸停止を起こす」
とあったんですが、筋弛緩薬の作用部位は神経近接合部であり、呼吸中枢は関係な
いと思うんですが、実際のところどうなんでしょうか?
ちなみに今回使われた筋弛緩薬はマスキュラックスだったと思います。
お返事お待ちしてます。

その通りです。
作用部位は、神経筋接合部です。
ニュースで、「呼吸中枢が麻痺して呼吸停止」、たしかにそのようにいってましたが、
間違いですね。


[128] 投稿者: [関東] 投稿日:2001/01/09(Tue) 01:34
はじめまして。悪性過高熱について教えて下さい。
術中だけでなく、術後にもありうることなのでしょうか?
また、インク(青)色の尿などが見られることがあるのでしょうか?
勉強不足でスミマセン。

ご質問ありがとうございます。
当方がおこたえするよりも下記のホームページ(悪性高熱症ホームページ)に詳しく説明されておりますので、こちらご利用下さったようがよろしいでしょう。

http://www.med.toho-u.ac.jp/~kikuchi/


[127] 投稿者: [甲信越] 投稿日:2001/01/06(Sat) 09:52
始めまして。直接に質問する、すみません。私姉の三歳の子供が手術を受ける事に
なりました。全身麻酔をかけます。麻酔薬が子供の脳の成長に対して影響あります
か?是非、教えてください。よろしくお願いします。

いままで麻酔をかけてきた経験や人の話、学会、論文などでは通常の麻酔で、脳の成長に異常があるということを聞いたことや読んだことがありません。
麻酔薬の影響より手術により血圧が下がったり、脳への血液の流れが悪くなることのほうが脳には影響が大きいのではないでしょうか?
麻酔の専門医が麻酔をおこなえば、麻酔に関しては、通常問題はないのではないでしょうか。

[126] 投稿者:柳沢 順子 [関東] 投稿日:2001/01/03(Wed) 22:54
今月、五歳になる息子が包茎の手術を受けることになりました。簡単なものだと思
っていたら、全身麻酔をかけるとの事。近々、麻酔の先生との面談もあるのです
が、麻酔についての知識に乏しく、その上テレビなどで麻酔事故などのニュースを
聞きかじっているため、不安が尽きません。是非、詳しい専門知識を教えていただ
きたいと思っています。よろしくお願い致します。

安全性に関しましては、麻酔科医が手術中ずっとついていますので、あまりご心配なさらないで下さい。
だたどんな手術でも、全身麻酔をされるのであれば、ある程度の危険をともなうこともご理解ください。
しかしその可能性は、ごく少ないものです(数万例に1例程度です)。
手術室に入る際に、お子さまが泣き出すことがあるかもしれませんが、病棟であらかじめ少し眠る薬を、シロップでのませたり、お尻からいれたりして、なるべく泣かないようにしています。
泣くお子さんを無理矢理おかあさんから引き離して手術室に入れるとお子さんに精神的なダメージが残ることもありますので皆注意しています。
点滴もなるべくお子さまが麻酔で眠られてから、行うことが多いようです。
手術後は、どうしても切開部分を痛がることもありますが、坐薬とかで何とかなります。
手術が朝からであれば、夕方には、すっかり元気になっておられることでしょう。

疑問点がありましたら、率直に麻酔科の先生にご質問されてください。


[125] 投稿者:鈴木 教司 [近畿] 投稿日:2001/01/02(Tue) 04:47
始めまして。私は某病院手術室勤務の看護士です。当院は昨年12月に20周年を迎え
ました。で、麻酔器も晴れて20周年を迎えました。笑。って、笑ってる場合じゃな
いんです。麻酔器の安全基準について調べています。当院の麻酔器は笑気を流して
も酸素は自動で流れません。ということは、笑気だけでも流れてしまいます。医療
事故防止の為に麻酔器の買い替えを院長に提案したいと思っています。そのために
資料を集めていますので、麻酔器の安全基準について何かあればお教え戴きたいと
思います。宜しくお願い致します。

あけましておめでとうございます。
酸素濃度計、笑気安全装置は、今や麻酔器に当然ついているべき機能です。
しかし古い麻酔器で麻酔を行ってはいけないという規則はありません。

http://www.ne.jp/asahi/mori/takahiko/ESIA/ESjp9904.html#1-1-2

上記アドレスに麻酔器の構造や基準についての日本語訳がありますので参考になるかもしれません。


[124] 投稿者:ふくふく [東北] 投稿日:2000/12/26(Tue) 00:24
はじめまして。
突然のメール、すみません。
どうしても知りたいことがあって、メールしました。
麻酔についてのHPはたくさんあり、詳しい説明も載っているのですが、大
抵、術前のことが多く、術後のことが詳しく載っていません。

そこで…全身麻酔で手術をおこなった後の、回復状況、その後の処置について
教えてください。
・どのくらいの時間を置いたら、立ち上がり、トイレなどに行くことが出来る
 のか?
・全身麻酔で手術をおこなった後、立ちあがった時に血圧が下がったり、貧血
 のような状況になったりすることがあるのか?

私は、以前、下半身麻酔で手術をしたことがあります。夜中、看護婦さんにお
しっこを何度も取ってもらいました。(ほとんど失敗してしまいました・・)
そのうち、「立って行けるなら立ってトイレにいってもいいよ」といわれ、手
術後10時間後くらいに立ちあがってトイレに行きました。しかし、ベットか
ら置き、床に立ちあがった時に、ひどい二日酔いのような感じになって、動
悸、吐き気、めまいを感じたという経験があります。

今度、知り合い(22歳 男性)が全身麻酔で手術を受けることになったのです
が、私は、下半身麻酔しか経験がないので、何もアドバイスすることが出来ま
せん。どうか、出来る範囲でいいので教えてください。

全身麻酔にも、手術によっていろいろ種類がちがいますので一概にはお応えしかねます。
首から下の手術で、硬膜外麻酔を併用される場合には、術後もある程度痛みが緩和され、翌日には、歩くことも可能かもしれません。
全身麻酔の薬もいろいろ変わってきて、点滴から入れるタイプのものは、術後の覚めもよく手術後数時間で完全に覚めてしまいます。吐き気や頭痛も少ないようです。
麻酔だけの影響より、手術の影響が大きいこともあります。お腹の手術の場合、どうしても術後に吐き気とかも多いようです。
全身麻酔の場合、喉の奥に小指ほどの管を入れますので、手術後2、3日は、喉の違和感があるかも知れません。
下半身麻酔より、場合によっては、全身麻酔が楽なこともありますので、お知り合いの方には、あまりご心配にならないようお伝えください。
おそらく、麻酔科医が術前に診察に参りますので、そのときにでも、ご質問されてみてください。

[123] 投稿者:ひがし [九州] 投稿日:2000/12/23(Sat) 13:56
test

http://kmcare.net


[122] 投稿者:さよ [中国] 投稿日:2000/12/21(Thu) 21:00
はじめまして。中学校一年生の、さよです。冬休みの宿題で麻酔医を調べることに
なったんですけど、お仕事を、されていて、うれしいこと・つらいことは、どんな
ことですか? おしえてください。

一番難しいご質問ですね。
麻酔科医として、やはり一番嬉しいのは、麻酔がうまくいって患者さんが痛みなく手術中、手術後も経過され、無事ご病気が治られることですね。
仕事がつらいとは、あまり思いませんが、さみしいと思うことは、あまり麻酔の仕事に関して患者さんにご理解いただいていないことでしょうか。
麻酔を単に、眠らせるだけの単純なものと思われているようです。
しかし、手術中は麻酔科医が常に側にいて、患者さんのお命をお守りする重要な仕事をしているということをもう少しご理解いただけたらと思うことがあります。
なんでもそうでしょうが、目に見える部分だけでなく、目に見えない部分の支えがあって初めて事がうまくいきます。
木も地上の部分だけでなく、目に触れない根っこの部分があって、生きていけます。
外科医が木の上の部分とすれば、麻酔科医はそれを支える根の部分でしょうか。
根の存在をもっと皆さんにご理解いただこうとこのホームページを作りました。


[121] 投稿者:ゆーぼー [関東] 投稿日:2000/12/13(Wed) 12:39
はじめまして。脳外科の看護婦です。
手術の時に 看護婦さんの申し送りで、プロカインを20mlつかいました
とか、聞きます。
 申し送るということは この薬と使った量に何らかの観察点が
あるからでしょうか?
あるとしたら どんな ことに 気をつけて見ていけばよいでしょうか?
よろしく おねがいいたします。

脳外科で手術中につかうプロカインは、頭皮の切開時の出血を少なくするためにエピネフリンと一緒につかっているのではないでしょうか。
単に手術中につかったという申し送りで、術後の看護には、ほとんど影響ないのではないでしょうか。

[120] 投稿者:匿名希望 [中国] 投稿日:2000/11/30(Thu) 11:02
医学部保健学科看護学専攻の者ですがぜひ麻酔状態におけるCNSの生理機能に
つい
て分かりやすく教えて下さい。レポート提出があるのでできれば早めに教えて
いた
だけるとうれしいです。よろしくお願いします。

すみません。
このホームページは一般の方に麻酔を少しでもご理解いただこうと開設したものです。
したがってご質問のような専門的なことは、ちょっとお応えしかねます。
(当方が勉強不足のこともありますが・・・)
麻酔状態(全身麻酔)でも、中枢神経の自律神経機能はある程度機能しているようですが、
麻酔薬の種類で微妙に異なるようです。
意識がなくなることは共通していますので、意識の中枢に関しては何らかの抑制がかかっているのでしょうね。
最近BISという脳波を元にした脳の活動レベル(意識レベル?)を測定しながら麻酔を行おうとする試みがなされています。
手術中に患者さんが覚醒しているのか麻酔がかかっているのか、客観的な判断ができる可能性があります。
札幌医科大学
http://web.sapmed.ac.jp/masui/
のホームページは充実していて、何かの参考になるかもしれまえせんね。
行ってみて下さい。


[119] 投稿者:M [中国] 投稿日:2000/11/27(Mon) 14:45
麻酔について調べていてこのHPを見つけました。

麻酔とは脳のどの部分を麻痺させた状態なのですか?
痛みを感じないわけですから大脳は麻痺した状態ですよね。
脳のほかの部分はどのような状態になるのでしょうか?

文献がうまくみつかりません。
どうかよろしくお願いします。

難しいご質問ですね。
麻酔にもいろいろあります。
全身麻酔のガスを吸入する麻酔のことでしょうか。
一口に麻酔といいましても様々な種類の薬剤を用いますので作用もそれぞれ異なります。
痛みを感じなくするだけなら、歯科の先生方がされるような局所麻酔でも可能です。
全身麻酔の場合、点滴から入れる鎮痛剤や鎮静剤、呼吸から入るガス麻酔剤と様々です。なぜ麻酔がきくのかまだ本当にはわかっていないのではないでしょうか。

http://aids.med.nagoya-u.ac.jp/ksap/ksap.html
上記アドレスに電子麻酔学教科書というのがありますので読んでみて下さい。




[118] 投稿者:doll [関東] 投稿日:2000/11/24(Fri) 18:18
あの、質問があるんですが、ヘルツのOPEの時に笑気を使わないのはなぜです
か?
それから、VSD、ASDのOPEやその既往のある場合は特に、点滴ルートにエ
アーが入らないように準備するのはなぜですか?
いろいろ文献探したけれど見つからなくて・・・
教えて下さい。

開心術の場合、人工心肺バイパスを回す際にどうしても小さな気泡がはいります。
笑気を流していると、この気泡内に笑気がでてきて気泡を大きくします。このため気泡による塞栓が起きやすくなります。ですから開心術の際には笑気を使わないのです。
VSDやASDがある方の場合、静脈から入った気泡が、通常は肺でとどまるところが、ASDやVSDの穴を通ってそのまま大動脈の入ることがあります。このため小さな気泡でも、動脈にはいると空気塞栓をおこし、脳梗塞や、その他の臓器の梗塞の原因になるのです。

[117] 投稿者:のぞみ [地球外] 投稿日:2000/11/22(Wed) 20:42
こんにちわ
ちょっと質問させて下さい。
右大腿骨を骨折しまして。
来年の夏頃に針金を抜く予定なんですが 前に脊椎麻酔をしてひどい痛みと
頭痛に悩まされたことがありました。その時は小学生だったんですけど
今回はどんな麻酔でやるのかと先生に聞いたところ
全身麻酔と下半身麻酔(どちらか解りません)をやるそうです。
一般的に 大腿骨の時は両方するのでしょうか??
全快の痛みと恐怖が忘れられなくて 怖いです。
全身麻酔で眠ってから 下半身麻酔をやるのは無理なんでしょうか?
医師には無理ですと言われましたが。
他に方法はないものでしょうか。

のぞみさんが強く全身麻酔をご希望になれば、主治医の先生や麻酔科の先生がなんとかしてくださると思います。
針金を抜く手術ですから、前回ほど時間もかからず、痛みも少ないものと考えられます。
通常であれば、下半身麻酔(脊椎麻酔)だけで麻酔としては十分なはずです。
しかし頭痛のことがご心配なら、あらかじめ麻酔科の先生に、このことをおつたえになられて下さい。
そうすれば、麻酔科医は、脊椎麻酔を行うにしても、術後の頭痛が少ない細い針で麻酔をおこないますし、場合によっては全身麻酔を行ってくれるでしょう。

[116] 投稿者:貞頼 智世 [近畿] 投稿日:2000/11/22(Wed) 09:15
胸部の硬膜外麻酔について良きアドバイスをお願いします。
美容関係で手術をうけたいのですが、今相談に行っている医者によると”硬膜外麻
酔”でするとのことです。海外の同じような胸部手術希望者とメールで情報を交換
していますが、彼女の調査によると、胸部の硬膜外麻酔は、心臓への負担が大き
く、呼吸困難になるといっていました。そうなのですか?

先にメールでも応えしましたが、硬膜外麻酔は、麻酔科専門医しか通常あまり行いませんので、むしろ良心的な申し出かもしれません。
硬膜外麻酔はテクニックもいりますし、気もつかいます。単純な全身麻酔のほうが、むしろ簡単です。
硬膜外麻酔は、術後の鎮痛にも強力な力を発揮します。
先生方が、硬膜外麻酔を選択されるのは、術後も痛くないようにしたいとのお考えかもしれません。
確かに、胸部の硬膜外では、呼吸困難感を訴えられるかたもいらっしゃいます。
心臓へも影響することがあります。しかし、しっかりと麻酔科医が麻酔を行えばそんなにご心配にはおよばないと考えます。
主治医の先生としっかりご相談ください。

[115] 投稿者:川瀬 奈津美 [関東] 投稿日:2000/10/24(Tue) 01:08
ご回答、どうも有り難うございました。
帝王切開の麻酔がとても難しい、という事がよく分かりました。今回の帝王切開の
手術以来、再び妊娠する事に対して大変臆病になっていましたが、先生にお答え頂
き、納得出来てとてもうれしいです。また出産する様になった時は、麻酔医のいる
病院で出産したいです。


[114] 投稿者:川瀬 奈津美 [関東] 投稿日:2000/10/23(Mon) 13:19
はじめまして。私は帝王切開で出産したのですが、やはり手術中の痛みがすごい。
先生は、母子の安全の為、ある程度お母さんに痛みを我慢してもらう、と以前回答
されていましたが、出産体験記など読むと、ほとんど「帝王切開は痛みを伴わない
からあっという間に終わって楽。」などと書かれていて、何故?と思ってしまいま
した。私は、赤ちゃんが危ないと言われて緊急帝王切開になったので、赤ちゃんを
救う為、仕方ありませんが、もし計画的に手術した場合、多くの方々の様に、楽に
手術出来るのでしょうか。すみませんが教えて下さい。お願いします。

脊椎麻酔と硬膜外麻酔を併用するとある程度の痛みを押さえることができそうです。
また手術開始より分娩時まで痛くても、分娩後(赤ちゃんがおなからでてから)子宮やおなかを縫合するときに鎮静薬(眠り薬)や鎮痛薬(痛み止め)を点滴から入れると、痛かったいままでの記憶もある程度消えてしまうこともあります。
この時、同時に麻酔ガスも吸入してもらうこともありあます。
このような場合に「あっという間に終わって楽」という感想がでるのかもしれません。
計画的に「患者さんが楽だったと感じる麻酔」を行うことは上記のような方法なら可能かもしれません。
しかし、安全面に関しては、いろいろな考え方がありそうです。
安全面を考慮して、鎮静薬や鎮痛薬、あるいは吸入麻酔薬を使用せず、ある程度痛みを我慢してもらうこともあります。
鎮静薬や鎮痛薬で呼吸がとまったり、麻酔ガスで血圧がさがったり、子宮の収縮が妨げられて出血が増えたりするのです。
また意識がある時なら、本人が訴えることができる異常も、眠ってしまわれると、わからなくなり、異常の発見が遅れることもあります。
「楽な麻酔」は時として危険をともなう麻酔の可能性もあるのです。




[113] 投稿者:関東の女子高生 [関東] 投稿日:2000/10/15(Sun) 22:01
どうもありがとうございました。とても参考になりました。
麻酔を入れたのは整形外科医で、麻酔科医は手術室に
いませんでした・・・。総合病院なんだけど。
脊椎麻酔はもうごめんだー!(すいません・・・)麻酔注射はめっちゃ痛いし、
頭痛は出るし・・・。全身麻酔に挑戦!って感じ。でも、やってみないと
分かりませんよね。今度こそ、気持ちよく退院したいっ。
来年あたりにまた手術するかもしれません。また手術かよ、オイ!(笑)
ドクターが麻酔について詳しく説明してくれなかったので、アタマにきました。
こうなったら、患者の私が、説明をしてもらうように頑張ってお願いするしか
ないんだわ。きちんと説明してくれない病院はダメですよね。
全麻についての情報も教えてくださってありがとうございました。
少しは安心したかなー。


[112] 投稿者:関東の女子高生 [関東] 投稿日:2000/10/14(Sat) 23:05
麻酔の後遺症?副作用?について・・・
 今年に入って、2回、足の手術をしました。その時の腰椎麻酔で2回とも、術
後、ひどい頭痛と吐き気におそわれました。1回目の手術では、翌日から1週間、
全身筋肉痛・頭痛・吐き気に悩まされました。2回目の手術は、術後1週間は頭
痛・吐き気は全く出ませんでしたが、手術1週間後にやはり、頭痛・吐き気が出て
しまい、2週間何も食べられませんでした。ブドウ糖・吐き気止めを点滴してもら
ってなんとか退院できました。数年前にも、手術したことがあるんでですけど、そ
の時もやっぱり、頭痛・吐き気が出ました。執刀医からは、腰椎麻酔で頭痛・吐き
気が出るかもしれません、と説明を聞きました。同室の仲間たちは、手術をしても
頭痛・吐き気は全くない、と言うのですが・・・。麻酔によって、頭痛・吐き気が
出やすい人は、この先の手術をしたときにも出やすいんですか???予防法はない
んですか?
 ドクターやナースから、水分をいっぱいとりなさいと言われてたんですが、飲む
と吐いちやって、トイレも30分おきで起きたり寝たりで余計辛くなっちやうんで
す。

脊椎麻酔後の頭痛は、ある程度に頻度でおこるようで、体質的な問題もあるようです。
しかし、なるべく小さい針を用い、針先の形状に工夫をされたものを用いるとその発生率が減少することがわかっています。
今後脊椎麻酔を受けられる機会があれば、麻酔の専門医に相談されるとよいでしょう。
ただ、様々な工夫をしても、やはり頭痛を起こす方もおられるようです。
このような場合には、全身麻酔を選択されるのも一つの方法です。
全身麻酔でも術後に吐き気や頭痛がおこることがありますが、最近使用されるようになった点滴から継続していれるタイプの全身麻酔(プロポフォール麻酔)では、その発生が少ないようです。

[111] 投稿者: [関東] 投稿日:2000/10/10(Tue) 20:02
ありがとうございました。
 自分でもはっきり原因が分かりませんので、もう少し時間を
かけて様子をみようと思います。


[110] 投稿者: [関東] 投稿日:2000/10/09(Mon) 21:45
 先日、抜歯をしました。
 親知らず歯が上の奥歯両方からはえてきて、そのために歯茎からの出血が
酷く、両方とも時期をずらして抜きました。その際に、麻酔の注射をしたの
ですが、最初の歯を抜いた時の麻酔が、意識を失いそうなくらいの効き目が
あり、ピーク時には声もでない程のものがありました。
 その日は無事に抜歯を終わり、特に何も異常はなく平気でした。
 しかし、その三日後ぐらいに足にブツブツ状のものが出来、なんとなく
倦怠感がありました。そのブツブツはもう一度、二週間後に抜歯してから
酷くなり、体の腹の部分を中心に広がりました。食事をした後や、シャワー
を浴びた後は沢山でて、気持ち悪くなったりしました。
 二度目の麻酔は先生に話して、量を少なくしてもらいました。
 それから三週間ぐらいたち、ブツブツ状のものは少なくなりましたが、
顔ににきびができ、後頭部が重く、さすると軽い痛みがあり、首がかたく、
脈が通常よりはやい感じがし、なんとなく指などが動かしにくい感じが
しています。
 そして、気持ち悪さやめまい、目が疲れる感じがし、気持ちも消沈して
おります。非喫煙ですが、痰がからみます。
 いままで、病院の内科、皮膚科で血液検査をし、脳神経内科でもみて
もらいましたが、特に異常は発見されず、尿酸値だけが少し高かっただけ
でした。
僕はお酒がすきですが、一応抜歯の後は、二日間は飲みませんでした。
 体格は普通ですが、汗をかきやすく、最初に麻酔してもらった日も
暑い日で、仕事の後でした。
 今になって、麻酔が原因ではないかと、あらためて思っていますが、
この状態を改善する方法はありますでしょうか?
 麻酔が体に残っているみたいな感じがしますが、消すような方法は
ありますでしようか?
 本当に、真剣に困っていますので、ご回答の程、宜しくお願いします。

歯科で使用される麻酔薬は、局所麻酔薬で通常数時間で作用が消失し、3日も後に全身に影響するとは考えられません。
麻酔薬以外の原因、たとえば抜歯後に使用され化膿止めや痛み止め、抜歯操作そのものの影響、等々があるかもしれません。

[109] 投稿者: [甲信越] 投稿日:2000/10/02(Mon) 22:00
お答えいただいてありがとうございました。
肺炎もかなり酷いようで、よく我慢できたって言ってました。
知り合いのの看護婦に聞いたのですが、肺炎で人工呼吸器を使っている場合
肺炎が治るまでは人工呼吸器を使い続けるって言ってました。
友達が肺炎になったときは、治るまで3週間くらいかかったと
言ってましたが、それまでほとんど眠ったまま人工呼吸されるのでしょうか?
隣のお婆さんは、鼻から人工呼吸器を継がれていましたが
意識があって、看護婦さんと指で話し合っていましたよ。
そんな状態になるのもまだまだ先の話でしょうか?
足の指にはまってる、赤く光るセンサーですね?
これは説明を聞き、自分の指につけてみたら93%ありましたが
人工呼吸器をつける前は、50%位。つけたあとは80%位になりましたが
今日見舞いに行ったときには、60%位に下がっていました。
看護婦さんに聞いたら、機械が自動的に計算して、治療のために
今は60%位に下がっているが、しばらくしたら90%位まで
回復するようなことを言ってましたが、本当に大丈夫でしょうか?

ある程度肺の状態がよくなると麻酔(鎮静剤)は中止されます。
快復されるかどうかは、疾患によりますのでわかりかねます。
ご快復されることをお祈りいたします。


[108] 投稿者: [甲信越] 投稿日:2000/10/01(Sun) 22:16

28歳妻なのですが、インフルエンザで3日程前に急に発熱し医院で薬をもらい自
宅で療養していましたが、40度位の熱が続き息をするのが苦しくて、鏡を見ても
、顔色がすごく悪いし唇は紫色になってると言うので仕事先で電話がかかって来て
、急いで帰宅し夜間救急に向かいました。紹介状を書いてもらい、大病院に向かい
ました。肺炎を併発していたらしく、何故もっと早く来なかったんだと怒られまし
た。一旦、夜間病棟と言うところに入院し朝になったら普通の病棟に移すと言われ
、駐車場で寝ていたら、状態が変わったのですぐに来てくださいと電話があり、集
中治療室に移っていました。麻酔で眠らせて(意識があるととっても苦しいと説明が
あり)人工呼吸器を使いたいと説明がありました。その方が楽になるのならと言うこ
とでお願いしました。人工呼吸器を継いだら、拭いても拭いても出てくる汗がほと
んどなくなり、苦しそうな様子もなくなりました。しばらくは眠らせて、完全に機
械で呼吸をさせ、状態が良くなるにつれて本人の呼吸をサポートするように設定し
、目を覚まさして呼吸が出来るかを確認し、問題がなければ呼吸器を外せると言わ
れました。もちろん、人によって変わると思うのですが、普通ですとどのくらいま
で完全な機械依存をし、目を覚ますのはどのくらいでしょうか?そして、ICUを
出て退院できるのは?導尿しているのになんでオムツが必要なんですか?吸引の時
に人工呼吸器を外していましたが窒息死する事ってないですよね?あと、今自分に
出来ることってあります?

かなり重い肺炎ですね。
肺炎に対する治療がいまくいき、呼吸状態がよくなれば、麻酔をさまし人工呼吸から離脱することができます。
ある程度呼吸が安定するまでは、麻酔が継続されますので、目を覚ますことはありません。
状態により人工呼吸の期間や麻酔の期間が異なります。
ですから期間についてはなんともいえません。
導尿してあっても、排便とかありますのでオムツが必要です。
吸引の時も、指先にはめたセンサーで酸素の状態を把握して窒息しないよう注意しています。
ICUでは、先生方や看護婦さんがたにすべてをお任せするしかありませんね。


[107] 投稿者:あんこ [関東] 投稿日:2000/09/29(Fri) 09:58
どうもありがとうございました。
医学がどんなに進歩しても、すべての人に安全ではない。
いろいろな場合があるということなんですね。
義母の方はまだ、内科の先生が検討中だそうです。
血管を移植しないとそのまま足先が腐っていくといわれているので、
今後はどうなるかわかりませんが、麻酔のことだけでもわかってよかったです。
親切に教えてくださりありがとうございました。


[106] 投稿者:あんこ [関東] 投稿日:2000/09/27(Wed) 18:51
先日、義母のことでのレスありがとうございました。
手術中止後(麻酔から覚めてから)なんですが、手術前より
状態がかなり悪くなっています。ろれつがまわらなくなったり、
歩くなともいわれているそうです。私は麻酔から覚めたらまた
もとの調子に戻るのかと思っていたので不安です。
抗生物質の点滴も受けています。
麻酔をしたばっかりにこんなことになるなんて、、、。

麻酔そのものもある程度危険が伴います。
血圧が下がったり、上がったりすることもあります。
全身麻酔は、薬物によって、意識をなくし、呼吸を止め、筋肉の動きをなくし、感覚もなくします。
いわば患者さんを一旦仮死状態にして、人工呼吸や血圧の維持を行うのです。
ですからずっと以前は、麻酔そのもので亡くなるかたも多かったようです。
現在は、麻酔から安全に醒めるるのが当たり前のような状況ですが、薬剤による危険性は以前と変わりません。
ただ使用薬剤や機器の進歩、麻酔科医の技術の進歩が安全性を高めているだけで、潜在的な危険性はあるのです。
麻酔そのものが、患者さんにある程度負担をかけることはやむを得ないことなのです。
とくに抵抗力の弱い高齢者などでは、麻酔には耐えられないとやむなく麻酔をお断りすることもあります。
大変難しい問題です。

[105] 投稿者:うま [北陸] 投稿日:2000/09/26(Tue) 23:40
>ひがしさん
麻酔のこととは関係なく、愚痴を書いてしまってごめんなさい。
精神科の先生に、骨髄移植に関してはあまり賛成してもらえませんでした。
いいことだけれど、自分の存在を確認するためだったら
止めた方がいいと言われました。
最終の話し合いできちんと服用してる薬についても話をします。


本当は心臓に持病もあるのですが
そういうことも話すべきなのでしょうか?
全麻の経験はあります。(子供の時でしたが)


ただ 本当に消えてしまいたいと思っているので
生きたいと願ってる人の役にたちたい
そう思う気持ちは嘘ではありません。


いろいろご迷惑をおかけしました。
あとは・・・先生におまかせするつもりです。

お力になれずすみません。

[104] 投稿者:うま [北陸] 投稿日:2000/09/26(Tue) 20:55
骨髄液だけでなく、ほとんどの登録はしてあります。
使って頂けるのなら、喜んで使ってもらいたいです。

薬物の服用や、飛び降りでは臓器が使えないですよね?
で、両腕の内側と、両太ももの内側を切って
出血多量なら臓器は使ってもらえるんでしょうか?

・・・・・・・・・・・・

[103] 投稿者:うま [北陸] 投稿日:2000/09/23(Sat) 02:32
>ひがしさん

レス頂いてから考えました。
正直に話します。
リスカの傷・・また増やしてしまっているこの頃です。
こんな私でも役に立てるんでしょうか?
消えたい私が、生きたいと願う誰かを救うのですね。
いつか本当に逝ける時が来たら
すべての臓器が役にたてるように
そう 思います。

お疲れの様子ですね。
少しゆっくりと休まれるといいかもしれませんね。

[102] 投稿者:友重みさ子 [中国] 投稿日:2000/09/22(Fri) 09:34
平成9年にCRPSになり、それ以来、左星状神経節ブロックを何十回も施行している
為、瘢痕化している様ですが、大じょうぶでしょうか?



確かになんども施行しますと、瘢痕化してきます。
それにともなってブロックもやりにくくなります。
CRPSそのものが治療が難しく、決定的な治療法がありません。
左星状神経節ブロックがある程度効果的なら、時々間をあけて瘢痕がある程度小さくなってから再開するような形がいいかもしれませんね。
またレーザー光線をブロックと同じ部位にあてると星状神経節ブロックに近い効果がありますので、瘢痕化がご心配なら、レーザー治療に切り替えられるのもひとつの方法です。
瘢痕化そのものは、ブロックをやめるとある程度小さくなりますので、あまりご心配にならなくてもよいと考えます。
主治医の先生とよくご相談ください。

[101] 投稿者:あんこ [関東] 投稿日:2000/09/21(Thu) 13:02
こんにちわ。
先ほど、義母の手術中止の電話がかかってきました。
心臓の波形というのでしょうか?異常があったということでした。
事前に,全身状態をすべて検査の上での手術だったのですが、
全身麻酔だったのですが、麻酔に対してのアレルギーみたいなもの
なんでしょうか?
手術はまたできるのでしょうか?
左足血管の移植手術なんですが、、、。

事前に色々検査されていても、緊張感とか様々な要因で心臓に負担がかかり心臓の脈がみだれることがあります。
おそらく病院の先生方で、心臓を含め再度より詳しく検査され、どのような手術(麻酔)適当か検討されると思います。

[100] 投稿者:ひろ [関東] 投稿日:2000/09/20(Wed) 15:15
@先日虫垂炎の手術をした時に脊椎に麻酔をしている最中にあごががくがくして
歯が震えだしけいれん状態になりました。
その後全身麻酔にきりかえました。
この震えはなんなのでしょうか。
また、この日は午前中に病院にいき医者にでは今日の午後に手術ですといわれ
麻酔科の医者には来なかったので会ってお話はなにも聞いていませんでした。

A手術がおわり病室に戻るとみずおちのあたりが激しく痛み
医者に訴えたのですが座薬も胃の薬(点滴)も効かず6時間以上痛みに苦しみまし
た。この痛みはなんのでしょうか。以前に扁桃腺の手術をした時はこのような
ことはなかったのですが。私の年齢は15歳です。
@とAの質問お答えよろしくお願いいたします。

1、ひろさんぐらいの年齢のかたですと、極度の緊張でこのような状態になることがあります。おそらくすぐに手術しなければならない程のかなりひどい虫垂炎ではなかったでしょうか。緊急手術であり、なかなか麻酔科医の確保も難しく、外科の先生がやむなく麻酔されたのではないでしょうか。しかし法律的には何ら問題ないことです。

2、手術後の傷の痛みで、ある程度はやむを得ません。ひどい虫垂炎で腹膜炎の可能性もあったものと考えられます。硬膜外麻酔(当ホームページに説明がありますが)を併用してあればもう少し痛みが緩和できたかもしれませんが、緊急の場合は仕方ありませんね。

[99] 投稿者:うま [北陸] 投稿日:2000/09/17(Sun) 23:01
もしかしたら骨髄の提供者になるかもしれません。
これから詳しく検査をしていくのですが
実は服用している薬があります。
出来れば内緒にしたいと思っているのですが
問題ないのでしょうか?
服用しているものは、リタリン・ロヒプノール・レボトミン・アモバン
デパス・ワイパックスなどなどです。
ロキソニンなどの鎮痛剤もよく服用してます。
正直に話さなきゃ行けないのなら
骨髄提供を・・・と悩んでるところです。
困ってる人に少しでもヤクにたてるなら
いくらでも骨髄液をとってもらっていいのですが
服用している薬とどのような関係がありますか?
教えてください。

その日の体調によって自分で調整しています。

やはり内服されているお薬は、すべてお話された方が手術や麻酔がより安全におこなえます。
手術で出血しやすくなるお薬もありますし、麻酔に影響するお薬もあります。
骨髄移植の場合、なんといっても骨髄を提供してくださる方の安全が最優先されます。
「うま」さんのご協力があれば、より安全な手術、麻酔が可能となるのです。
よろしくご検討ください。

http://www.sainet.or.jp/~hisashi/
上記アドレスに骨髄移植について詳しく書かれています。
ご参照下さい。
当ホームページのリンク集にもあります。

[98] 投稿者:えりか [近畿] 投稿日:2000/09/09(Sat) 12:12
こんにちは、アドバイスをお願いします。
美容外科のお医者せんは手術をおこないますが・・
「局所麻酔」と「全身麻酔=静脈麻酔」があるようですが・・
形成外科医は、麻酔医の免許をもっていらしゃるのですか?
歯科医と同じで短い手術であれば必要ないのでしょうか?
 また、美容外科医は、麻酔でもし医療ミスをした場合は訴えることは
できないのでようか?
何十分の手術ではミスはないのでしょうか?
疑問です。ご教示願います。

美容外科の麻酔の実状について知りませんのでお答えしかねます。
現在の法律では、医師であれば誰でも麻酔できますから、形成外科の先生方が麻酔される場合でも麻酔の免許はいりません。
ミスに関しても、同様美容外科に関しては、わかりかねます。
(実際に美容外科の麻酔を担当したことがありません。)

[97] 投稿者:じゅん [関東] 投稿日:2000/09/08(Fri) 15:31
こんにちは。歯の治療の際の麻酔についてお聞きします。
確かに大丈夫な時もあるのですが、私も気分が悪くなることが多いのです。注射さ
れている最中から、身体がか〜っと熱くなり、ドキドキします。そのうち頭がぼー
っとしてきて、目もかすんできます。ドキドキはしばらく経って治まりますが、な
んとなく息苦しく、身体がだるくなり、全身が冷たくなってきます。完全に麻酔が
効いて治療が始まる頃には、だるくて寒くて眠くなった状態です。
歯医者の先生には、体調の良い時に、ゆっくり注入して欲しいと伝えて、治療をし
てもらっていました。トレイに乗っているビンの名前を見たら「キシロカイン」と
書いてありました。
昨年子供を出産し、その病院は麻酔分娩の病院でした。どちらかといえば硬膜外麻
酔を標準にしているようでした。上記内容を担当医と助産婦さんには伝えて、カル
テにも記載してもらい、何らかのテストをして欲しいと言い続けましたが、結局分
娩当日になってやっと麻酔担当の医師と話が出来た状態でした。硬膜外麻酔はキシ
ロカインと成分の似ている麻酔を使い、投与する量も全く異なるので、安全とは言
えないから、自然分娩かバランス麻酔にして欲しいとのことで、バランス麻酔を選
択しました。
バランス麻酔はおしりに3本の注射(麻酔なのかはわかりませんでした。陣痛の痛み
は変わらない気がしますが、陣痛の合間はウトウトしていました。)と、分娩台に
上がってから出産直前に口からマスクで麻酔を吸いました。(最初の数回はとても
苦しかったです。)抗生剤の皮下注射のテストはしましたが、麻酔のテストはしま
せんでした。バランス麻酔の方が一般に安全なのでしょうか。
麻酔薬と本人の身体が合う、合わないは通常テストしないものなのでしょうか。分
娩は外科とは違うからテストはないのでしょうか?(手術でもないし。)
症状から見て、私の場合はアレルギーというか、体質的にキシロカインは合わない
、と今後も言い続けた方が良いのでしょうか?硬膜外のような麻酔を使うのは避け
た方がよいですか?

麻酔分娩の同意書を書かされましたが、今から思えばテストをしてからにして欲し
い、とその時言えば良かったのかなとも思います。
出産は無事に済みましたが、半日後から貧血のような感じでベットに座っているの
もつらく、横になっていても気分が悪く、トイレにも行けませんでした。おしっこ
も全然行きたくなく、助産婦さんに管でとってもらいました。熱も8度が2日半続き
ました。これは麻酔と関係ありますか?

キシロカインに関して、アレルギーがあると疑われた症例でも、実際にアレルギーがあるかたは、かなり少ないようです。
キシロカインよりも、歯科の場合には、添加されている血管収縮剤の影響が大きいようです。
注射の部位により、反応がちがいます。血管の近くや血管内に注射針の先端がある場合には、速やかに血液中に薬剤がはいって、薬剤が全身に回り、このためドキドキしたり体が熱くなることがあるようです。注射針の先端が血管から遠く薬剤が局所だけの留まっている場合には、全身への影響はあまりありません。また注入される薬剤の量にもよるのでしょう。部位や量が異なれば、同じ薬剤でも反応がことなることがあるので、じゅんさんのようなご経験をされたのでしょう。
ご心配なら、お近くの皮膚科あたりで、キシロカインのアレルギー検査を受けてみられたらいかがでしょうか。
検査費用は自費になりますが、ここではっきりとアレルギーがあると結果がでましたら、常に局所麻酔をお受けになる場合には、主治医に申告すべきでしょう。